日本語
(Japanese)
警告
機器についているこの記号は、ユーザーが操作説明書を参照
する必要があることを示します。
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分析装置を含む発送用箱は 18 kg (40 lb) を超える場合があり、2
人で取り扱う必要があります。従業員を怪我から守ることを目的と
した OSHA 基準に対応しています。
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Veolia が指定した方法で機器を使用しない場合は、機器に設けら
れた安全保護機能が損なわれる可能性があります。
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怪我をしないように、そして正確な分析結果を得るために、通常運
転中には分析装置ドア (オンライン型 TOC 分析装置) を閉じて、
留め金が掛けられていること、またはサイド パネル (ラボ型および
ポータブル型 TOC 分析装置) が所定の位置に付けられていること
を確認してください。
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分析装置は 100 ~ 240 ボルトの A/C 主電源を必要とし、安全に
運転するためには正規の電源コードが必要です。分析装置に付属
の電源コードのみを使用してください。このコードは A/C 主電源の
要件を満足しています。
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安全のため、そしてデータベースを破損する可能性を避けるため、
分析装置の電源を切る時には必ず以下の手順に従ってください。
まず分析を停止して、分析装置のホーム (Home) 画面でシステム
をシャットダウン(分析装置のファームウェアのシャットダウン (Shut
down) ボタンを用いて)してください。その後、分析装置の電源スイ
ッチをオフにして、電源をコンセントから抜いてください。
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保守品目の取り付けを含む分析装置内部にアクセスするどのよう
な操作も、人身傷害につながる可能性があります。潜在的に危険
性がある感電を避けるためには、以下の予防措置を講じてくださ
い。分析装置を開ける前に、分析を停止し、オペレーティング シス
テムをシャットダウンし
(分析装置のファームウェアにあるシャット
ダウン (Shut down) ボタンを用いて)、電源を切り、電源をコンセン
トから抜いてください。
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電気コンジット、出力、および警報の接続は、電気技術者の有資
格者が行ってください。静電気放電保護具も用いてください。
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これはクラス A の製品です。家庭環境では、本製品が電磁干渉を
引き起こす可能性があります。適切な対策を取り、干渉を是正して
ください。
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分析装置には危険な試薬 (過硫酸アンモニウムやリン酸) が使
用されています。試薬を設置する前に、適切な取り扱い上の注意
や、こぼれおよび漏れに対する手順について、対応する製品安全
データシート (MSDS) をお読みください。MSDS は、試薬輸送箱の
外側にある小袋の中に入っています。
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試薬の設置や分析装置の保守には、分析装置の内部にアクセス
する必要があります。潜在的に危険な感電を避けるために、次の
ようにしてください。分析装置を開ける前に、分析を停止し、オペレ
ーティング システムをシャットダウンし (分析装置のファームウェア
にあるシャットダウン (Shut down) ボタンを用いて)、電源を切り、そ
の後、電源供給から切り離します。
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化学試薬への暴露をさけるために、耐酸性手袋と安全ゴーグルを
着用してください。
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試薬カートリッジは 1 回のみ使用可能です。再充填しないでくださ
い。試薬カートリッジを再充填したり再使用すると、分析装置や部
品に関わる全ての保証が無効となり、性能に関する損害賠償請求
が無効になります。
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ブロー モールド タイプの試薬カートリッジを取り外した後は、試薬
供給配管の脱着前にはカートリッジを直立した姿勢で固定し、化
学試薬が滴り落ち、化学試薬に暴露することを避けてください。
カートリッジ交換処理中、分析装置からカートリッジを取り外した
後、ノズル注入口に後で再挿入するために、取り外した後のベント
を保管してください。
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紫外線への偶発的な曝露から身を守るために、保護筐体の外で
UV ランプを作動させないでください。
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(オンライン型およびポータブル型 TOC 分析装置) iOSシステム内
の水温が上昇している場合があります。オンライン モードでの運転
後にバイアルを iOS システムに挿入する前に、ドアをスライドさせ
て開け、30 秒間待ち、サンプルが完全に排水されるようにしてくだ
さい。排水前にバイアルを挿入すると、iOS システムから熱水が上
向きに噴出する恐れがあります。
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(ラボ型およびポータブル型 TOC 分析装置) 火災の危険から引き
続き守るために、同じ型式で定格のフューズと交換してください。
(オンライン型 TOC 分析装置) このマークは、分析装置の保護
アース端子 (接地) を示しています。
iOS システムおよびバイアル ポートには、サンプル バイアルの
セプタムを穿孔するように設計された鋭利なニードルがありま
す。指や不適切な物質を iOS システムやバイアル ポートに入
れないようにしてください。
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分析装置の内部にある部品を修理する際、分析装置への電源が
オフになっていることを確認し、試薬シリンジ
ないようにしてください。シリンジならびその周辺はは、可動するた
め指を挟む危険があります。
有害廃棄物処理
分析装置には危険な試薬 (過硫酸アンモニウムやリン酸) が使
用されています。機器から出る排水は酸性であるため、正しい
方法で廃棄する必要があります。国、都道府県、および地方自
治体の政府規制に従ってください。
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UV ランプおよびディスプレイ画面には水銀が含まれており、地
域によっては水銀が有害物質に指定されている場合がありま
す。これらの部品は、国や地方自治体の規制に従って処分して
ください。
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UV ランプが破損、または損傷した場合は、社内の有害廃棄物
取扱手順に従って残留物を取り扱い、国、都道府県、または地
方自治体の規則に従って処分してください。
この記号は、廃電気電子機器 (WEEE) に関する EU 指令
2002/96/EC に関するものであり、分析装置を適切に処分する
ことが求めていることを示します。
操作上の注意
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DI 水リザーバーが満杯になっていることを確認してください。特
に、TOC または塩濃度が高いサンプルを使用した後は、必ず、
低 TOC の脱イオン水を用いて、分析装置の内部流路をリンス
してください。
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誤った TOC 測定値および分析装置に対する損傷の可能性を
避けるために、分析を開始する前に、サンプル注入口が開いて
いて、DI 水リザーバーが満杯になっていることを必ず確認して
ください。
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サンプル注入口ラインにインライン
装置を操作した場合は、分析装置に損傷を与え、保証が無効
になることがあります。分析装置の損傷を防ぐために、フィルタ
ーを取り付け、必要に応じてフィルター エレメントを交換してくだ
さい。
•
DI
水ポンプの損傷を防ぐため、分析装置の電源を入れる前
に、DI 水リザーバーが満杯であることを確認してください。
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誤った TOC 測定値や分析装置に損傷を与える可能性を避け
るために、分析開始前にサンプルが iOS システムを流れてい
て、DI 水リザーバーが満杯であることを必ず確認してください。
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オゾン処理水システムの仕様範囲内の性能を得るには、オゾ
ン分解キットを Veolia から購入し、指示に従って取り付ける必
要があります。
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分析装置を洗剤などで清掃する場合は、洗剤を装置に直接か
けずに、必ず布に含ませるなどして使用してください。
M-Series Quick Start Guide DQS 77000-03 MUL Rev A
警告
アセンブリには触れ
フィルターを付けずに分析
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