20 °C での連続動作時間
動作温度
自動カットオフ
保管温度 (乾燥時)
相対湿度
絶縁クラス
重量 (電池を含む)
本体寸法 (長 x 幅 x 高)
4 安全上の注意
この取扱説明書の各項に記された安全注意事項の外に、
下記事項を必ず守ってください。
本体は、 コンクリート、 レンガ、 間仕切り壁内やモル
タル塗りした表面の下にある鉄類 (鉄筋) および非鉄
類 (銅、 アルミニウム) を探査するのに最適な装置
で、 製品仕様の章に記載されたデータと一致しているこ
とが証明されています。
4.1 基本的な安全情報
a) 安全機構を無効にしたり、 注意事項や警告事項のス
テッカーをはがしたりしないでください。
本体は子供の手の届かない所に置いてください。
b)
c) ご使用前には毎回、 本体が正しく機能するかを
チェックしてください。
d) 本体のスイッチをオンにした後に表示ディスプレイ
を点検してください。 1 秒以内にすべてのシンボ
ルが表示ディスプレイに表示されなければなりませ
ん。
e) スイッチをオンにした後に本体が校正されること
を確認してください。
f)
妊婦の近くでは本体を使用しないでください。
g) 測定条件が急激に変わる場合、 測定結果に誤りが
生じることがあります。
h) 本体は必ず決められた使用制限内で使用してくださ
い。 テンションケーブルやステンレス鋼などを含
む母材に本体を使用しないでください。
本体を医療機器の近くで使用しないでください。
i)
j)
本体によって対象物が検出された位置に穿孔を行わ
ないでください。
k) 常に表示ディスプレイの警告メッセージに注意して
ください。
l)
本体を電磁波障害源 (電動ハツリ機など) の近く
で使用しないでください。
m) 周囲状況を考慮してください。 火災や爆発の恐れが
あるような状況では、 本体を使用しないでくださ
い。
n) 表示ディスプレイは常に読み取り可能な状態に保っ
てください (例えば、 表示ディスプレイを指でつか
んだり、 汚したりしないでください) 。
o) 本体は故障のない状態で使用してください。
p) 探査面が常に清潔であることを確認してください。
q) 本体の測定精度は母材の影響を受けます。 本体を
正しく校正できない場合は、 測定エラーが生じるこ
とがあります。
10 h
-15... +50°C (5 °F ... 122 °F)
5 min
-25... +63°C (-13 °F ... 145 °F)
95%
IP 54(防塵および防水性)
420 g (0.99 lb)
237 mm x 104 mm x 47 mm (9.4 インチ x 4 インチ x
2 インチ)
r)
自動校正が正しく行われない場合は、 ディスプレイ
に警告メッセージが表示されます。
s)
ペースメーカー使用者の近くでは本体を使用しない
でください。
4.2 作業場の整理整頓
a) 梯子や足場の上で作業を行うときは、 不安定な態
勢にならないように注意してください。 足元を確か
にし、 常にバランスを保ちながら作業してくださ
い。
b) 極度に低温の場所から高温の場所に移す場合、 ある
いはその逆の場合は、 本体温度が周囲温度と同じに
なるまで待ってから使用してください。
c) 本体は必ず決められた使用制限内で使用してくださ
い。
d) 各国の定める事故防止規定に従ってください。
4.3 電磁波適合性
本体は厳しい規則に適合するように設計されています
が、 強い電磁波の照射により障害を受けて、 機能異常
が発生する恐れがあります。 以上のような状況下で測
定を行う場合は、 読取り値が惑わされていないかチェッ
クしてください。 また他の装置 (航空機の航法システ
ムなど) に影響を及ぼす可能性もあります。 本体はク
ラス A に準拠しており、 居住区域で障害が発生する可
能性があります。
4.4 一般的な安全対策
a) ご使用前に本体をチェックしてください。 本体に損
傷のある場合は、 ヒルティサービスセンターに修理
を依頼してください。
b) もし本体が落下やその他の機械的な圧力を受けた場
合は、 本体の作動と精度をチェックしてください。
c) 本体は現場仕様に設計されていますが、 他の測定機
器と同様、 取り扱いには注意してください。
d) 本体は防湿になっていますが、 本体ケースに入れる
前に必ず水気を拭き取り、 乾いた状態で保管してく
ださい。
e) 本体をオンにしたとき、 すべてのシンボルがきちん
と見えることを確認してください。
f)
本体を使用する前には必ず測定精度を点検してくだ
さい。
ja
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