4
組立て
4.1
概観
この章では、装置の組立てを説明します。 装置を適切に
台座またはブラケットに取り付けるための手引きとなり
ます。
以下の作業は必ず専門担当者に依頼してくだ
さい。
詳細情報:
"作業担当者の資格", ページ 147
4.2
装置の組立て
組立てに関する一般的な注意事項
組立ての種類に関する記載は、装置の背面にありま
す。接続は、VESA 規格 100 mm x 100 mm と互換性
があります。
詳細情報:
"H", ページ 189
組立ての種類に応じて装置に固定するための材料は、付
属品に同梱されています。
さらに次のものが必要です:
トルクスドライバー T20
トルクスドライバー T25
六角棒スパナ SW 2.5 (台座 Duo-Pos)
土台に固定するための材料
装置の使用上の決まりに合わせて、装置を台
座やブラケットに取り付けてください。
4.2.1 取付けブラケット Single-Pos の取付け
台座 Single-Pos は、20 度の傾斜で装置にねじ固定でき
ます。
取付けブラケットを付属の皿ネジ M4 x 8 ISO 14581
で装置背面の上部 VESA 100 ネジ穴に取り付けます
2.6 Nm の許容締付けトルクに注意してくだ
さい
2 つの適したねじを用いて、上方から台座を土台にね
じ固定します
あるいは
台座の下側にシール式ゴムパッドを取り付けます
ケーブルは、後方から台座の開口部を通し、側面の開
口部から接続部へと取り回します
詳細情報:
"B", ページ 4
台座 Single-Pos の寸法
詳細情報:
"I", ページ 190
150
取付けブラケット Duo-Pos の取付け
台座 Duo-Pos は、20 度または 45 度のいずれかの傾斜
で装置にねじ固定できます。
取付けブラケットを付属の六角穴付きネジ
M4 x 8 ISO 7380 で装置背面の下部 VESA 100 ネジ
穴に取り付けます
2.6 Nm の許容締付けトルクに注意してくだ
さい
装着スロット (幅 = 4.5 mm) を利用して、台座を土
台にねじ固定します
あるいは
装置を希望の位置に自由に設置する
ケーブルは、後方から台座の 2 本の支柱の間を通し、
側面の開口部から接続部へと取り回します
詳細情報:
"C", ページ 4
台座 Duo-Pos の寸法
詳細情報:
"J", ページ 191
4.2.2 取付けブラケット Multi-Pos の取付け
取付けブラケットを付属の皿ネジ M4 x 8 ISO 14581
(黒) で装置背面の VESA 100 ネジ穴に取り付けます
2.6 Nm の許容締付けトルクに注意してくだ
さい
オプションで 2 つの M5 ねじを用いて、下方から台
座を土台にねじ固定します
傾斜範囲 90° 内で希望の傾斜角度を設定します
台座を固定:ねじ T25 を締めます
ねじ T25 の締付けトルクに注意してください
推奨締付けトルク:5.0 Nm
最大許容締付けトルク:15.0 Nm
ケーブルは、後方から台座の 2 本の支柱の間を通し、
側面の開口部から接続部へと取り回します
詳細情報:
"D", ページ 4
台座 Multi-Pos の寸法
詳細情報:
"K", ページ 192
HEIDENHAIN | POSITIP 8000 | Installationsanleitung | 09/2018