6. パスワードの再入力を求めるコマンド行に、確認のためのパスワードを再入力し、 ENTER を押し
ます。2 つのパスワードが一致した場合、DT4000 G2 が正常に初期化されたことを示すメッセージ
が示されます。パスワードが一致しなかった場合、正しいパスワードの入力を求めるメッセージが
表示されます。これを行うには、ステップ 5~6 をもう一度、行ってください。
パスワードを作成すると、セキュリティで保護されたデータボリューム (パーティション) がデスクト
ップ画面に表示されます。これは、初期化プロセスが正常に行われたことを示しています。これで、
DT4000 G2 を使用開始できます。
*注:Linux のディストリビューションによっては、端末のアプリケーションウィンドウで各 DT4000 G2
コマンドを正しく実行するために、スーパーユーザー(ルート)の権限が必要な場合があります。
デバイスの使用 (Linux 環境の場合)
DT4000 G2 を初期化した後、ユーザーはセキュリティで保護されたデータパーティションにアクセス
し、(22 ページで作成した) パスワードを使ってデバイスにログインすることができます。これを行う
には、以下の手順に従ってください。
1. 「ターミナル」のアプリケーション画面を開きます。
2. タ ー ミ ナ ル の プ ロ ン プ ト レ ベ ル で 以 下 の コ マ ン ド を キ ー 入 力 し ま す 。 cd
/m edia/DT4000G2/linux/linux32
3. /media/DT4000G2/linux/linux32$ のコマンドのプロンプトレベルで、以下のコマンドをキ
ー入力してデバイスにログインします。./dt4000g2_login* そして ENTER を押します。( 注:
コマンドとフォルダ名は、大文字と小文字が区別されますので、構文は正確にキー入力する必
要があります。 )
4. DT4000 G2 のユーザーパスワードを入力し、 ENTER を押します。ログインに成功すると、セ
キュリティで保護されたデータボリュームが開かれ、DT4000 G2 を使用可能になります。
ログインプロセスの実行中に、間違ったパスワードを入力した場合、ユーザーはステップ 3 を繰り返
すことにより、正しいパスワードの入力をやり直すことができます。しかし、不正アクセス回数を記
録するセキュリティ機能が内蔵されています。あらかじめ設定されている 10 回の不正アクセス回数に
達した場合、DT4000 G2 はロックされ、次に使用する前に、dt4000g 2 _forgotpassword コマン
ドを実行してセキュリティで保護されたデータパーティションを初期化する必要があります。このオ
プションを選択して新しいパスワードを作成できますが、ユーザーデータのプライバシーを保護する
ために、DT4000 G2 は初期化されます。こ れ は 、 ユ ー ザ ー デ ー タ が す べ て 消 去 さ れ る こ と を 意 味
し ま す 。
dt4000g2_forgotpassword プロセスが完了すると、新しいパスワードが正常に設定され、不正アク
セス回数を記録するセキュリティ機能がリセットされます。( 注:不正アクセス回数 (MaxNoA) に達する
前に正常にログインした場合も、ログイン失敗カウンタの値はリセットされます 。)
文書番号 48000127-001.A04
DataTraveler
4000 G2
®
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