フット・スイッチの詳細
MIMX30用フットスイッチとして別売IFS2Mを使用することが出来ます。
IFS2Mを接続することでFXセクションのON/OFFとフット・スイッチによ
るチャンネル切り替えが出来る様になります。
a
動作内容
チャンネル・スイッチ
a
MIMX30のチャンネルを切り替えるためのスイッチです。
FXスイッチ
b
MIMX30の
FXセクションのON/OFFを行うためのスイッチです。
5
28
b
TAPスイッチについて
MIMXにはエフェクト及びリズムのスピードをコントロールする機能として
TAPスイッチを採用しています。はじめは戸惑うかもしれませんが、直感的に
使用することが出来るので慣れると非常に扱いやすい機能です。
2回だけクリックするのではなく、数回クリックして好みのスピードになるよ
うに合わせてください。
このTAP機能に採用している移動平均についての動作原理を以下にわかりやす
く説明します。
移動平均
TAPスイッチで決定するテンポ・スピードは移動平均という方法で決定されま
す。
例えばドラムのテンポをCDの音源に合わせたいと思ったとき、2回クリックを
行うだけで正確なテンポを出すことは非常に困難です。
4値移動平均の場合(ここでは4値までで説明します)
直近の4回のTAPスイッチの操作の平均値をとります。この場合実際に操作し
た値がずれていたとしてもその誤差を吸収することが出来ます。
操作値
①125bpm
②115bpm
③130bpm
(①+②)
(①+②+③)
①
出力値
2
125bpm
120bpm
123bpm
2値平均の場合
一回目にTAPスイッチを押したときから2回目にTAPス
イッチを押すときまでの時間間隔を60/120秒=0.5秒
となるように正確にTAPスイッチを押さなければなりま
せん。
MIMXには7値移動平均が採用されています。TAPスイッチで拍を刻むこと
により正確なテンポが得られるようになっています。
④109bpm
⑤131bpm
(①+②+③+④) (②+③+④+⑤)
3
4
4
119bpm
121bpm