が2個つながって構成されています。 このように、 取り付けシ
ステムは最大負荷35 kNの完全な冗長性を持って組み立て
ることができます (図1参照) 。 非冗長な用途では、 最低抗張
力は70 kNです (図2参照) 。
索具プレートは、 端に負荷をかけたり (図3参照) 、 図2に示す
ような両側に負荷がかかる (図4参照) ようにしてはいけませ
ん。
索具プレートの2個のプレートは互いにねじってはいけませ
ん (図5参照) 。
救助ストレッチャーでの使用例 (図6参照)
ランヤード (落下阻止システム) を使用する場合、 エネルギ
ー吸収材とコネクターを含むランヤードが最大全長2.0mを
超えないように気をつけてください。
ランヤードは結んで取り付けたり、 短く したり長く したりでき
ません。
ランヤードは信頼できる固定金具、 落下阻止ハーネスまた
は落下阻止システムのその他部品でのみ取り付けることが
できます。
ランヤードがカラビナやエネルギー吸収材なしで提供され
る場合、 次のことに注意してください。 EN 355準拠のエネル
ギー吸収材がないランヤードは、 落下阻止システムに使用
できず、 EN 354準拠ランヤードのコネクター (カラビナ) は
EN 362に準拠している必要があります。
落下阻止システムを使用する前に、 作業エリアでは使用者
の下に7 mの必要な空きスペース (障害物のない高度) を確
保してください。 エネルギー吸収材がないランヤードは作
業位置決めの拘束システムとして使用されます。 落下危険
エリアに入らないように、 使用者の動きの範囲を制限する必
要があります !
固定金具
高い負荷や落下時の揺れを回避するために、 安全確保用の
固定金具は、 救助対象の上で常にできるだけ垂直の状態で
なければなりません。 固定金具から救助対象までのランヤ
ードや固定器具は、 常にできるだけ緊張状態を保っている
必要があります。 ロープが緩まないようにしてくださ
い ! 固定金具は、 PPEを固定する際に安定性を低下させる影
響を発生させず、 使用時に損傷しないように設計されなけ
ればなりません。 鋭利な端、 突起および衝突は、 安定性をひ
どく損なう可能性があります。 必要に応じて、 適切な補助設
備を使用して補う必要があります。 固定金具と固定は、 最悪
のシナリオで想定される負荷に耐えられるようにしなけれ
ばなりません。 衝撃吸収材 (EN 355準拠) を使用している場
合でも、
固定金具は最低12 kNの力を受け入れる設計にする必要が
あります。 EN 795も参照してください。
安全性に関する注意
本製品を他の部品と組み合わせる場合、 製品の安全面が互
いに干渉する場合があります。
本製品を救助/落下阻止システムのその他の部品と組み合
わせて使用する場合、 使用者は使用前に同梱されている部
品の推奨事項、 注意事項および説明を理解して従わなけれ
ばなりません。 本設備はCEマークを持つ個人用防護具
(PPE) の部品との接続にのみ使用し、 高所からの落下から
個人を保護する必要があります。
落下阻止システムには、 EN 361に準拠した落下阻止ハーネ
スのみ使用できます !
元の部品を改造したり、 製品から取り外した場合、 安全面が
制限される場合があります。 本設備に対して製造者の書面
での推奨事項にないあらゆる方法での改造や追加部品を取
り付ける改変をしてはなりません。
本設備は使用前後にその都度考えられる損傷について確認
を行わなければなりません。 本設備は稼働可能で完全に機
能することを確認しなければなりません。 本設備の保守性
に関してわずかでも疑いがある場合は、 すぐに本設備を廃
棄しなければなりません。
警告 ! 本製品を損傷する環境で保管しないでください。 これ
には、 腐食性および侵攻性の物質 (酸、 アルカリ、 接着溶剤、
油、 洗浄剤など) との接触、 および過酷な温度や火花の飛散