注意事項
人体への障害や機器の損傷を防ぐために、 I/O モジュールをインストールする際には次
の注意事項を厳守してください。
•
I/O モジュールは、 UL 規格に準拠した最低定格出力 24VDC および 750mA 以上、 短
絡定格電流最大 8A 以下、 電力定格最大 100 VA 以下、 クラス 2 または LPS (Limited
Power Supply) による電源供給を必要とします。
•
I/O モジュールを24 VDC 以外の電源に接続しないでください。 異なる接続や電源を
使用すると、 火災や感電の危険性が生じ、 モジュールのコンポーネントに損傷を与え
る原因となります。
•
RS-232 ポート、 LAN ポート、 PoE ポート、 I/O ポートおよびフレームグラウンド端子の
シールドグラウンド接続は、 内部で接続されています。 システムのグラウンドは、 電位
差が生じないように設計されており、 その状態はケーブルを通して周辺機器 (ビジョ
ンシステム、 PLC など) まで延長されています。 確実な動作条件を保つため、 すべて
のグラウンド接続において電位差が生じないことを確認してください。
•
I/O モジュールのフレームグラウンド端子をフレームグラウンドに接続してください。
•
過度の熱、 ほこり、 水分、 湿度、 衝撃、 振動、 腐食性物質、 可燃性物質、 静電気などの環
境下に、 保護筐体なしで I/O モジュールを設置しないでください。
•
過電圧、 回線ノイズ、 静電気放電 (ESD) 、 電力サージ、 そのほかの電源異常に起因し
た損傷や誤作動を防止するために、 ケーブルとワイヤはすべて高電圧電源を避けて
配線してください。
11