試験後の処理
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ドリーの温度が下がり乾燥したら、⽬の細かいサンドペーパーで
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表⾯を磨き、残った接着剤を取り除きます。
ドリー⽤の錐を使って、ドリーの中央の⽳から接着剤を取り除き
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ます。
ドリーの底⾯のオイルとグリースを適切な溶剤で拭き取ります。
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9 ドリーのプラグの使⽤
接着剤の粘性が低い場合は、ドリーを試験⾯に接着する前に、ドリー
の⽳にナイロンプラグを差し込んでおくことをお勧めします。
このプラグで、接着剤がドリーの中央の⽳に流れ込むのを防ぎ、ピン
が正しく通るようにします。ドリーの⽳をきれいにしておくと、同じ
塗料でも付着性の測定値が上がります。
試験機には、ドリー⽤プラグが5個付属しています。プラグだけを別
途注⽂することもできます。詳しくは、13ページのセクション
10.4「ドリー⽤プラグ」を参照してください。
ドリーのプラグを使⽤するには
ドリーを逆さまにして持ち、中央の⽳にプラグを通して、その先
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端がドリーの接着⾯のすぐ下に来るようにします。
ドリーの接着⾯に接着剤を塗ります(4ページのセクション4「ド
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リーの固着」を参照)。このとき、プラグに接着剤が付かないよ
うに注意してください。
プラグを通したドリーを試験⾯に10秒ほど押し付けます。
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⽳からプラグを抜き、プラグの先端を適切な溶剤を含ませたティ
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ッシュで拭きます。プラグが⽳につっかえて抜けない場合は、ペ
ンチで引っ張ってください。
セクション5と6の説明に従って、試験を実施します。
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(続き)
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