2 手ブレ補正モード切り換えスイッチ(図8)をNORMALまたは
TRIPODにセットして、撮影します。
シャッターボタンを半押しすると、ファインダー画像のブレも補正
●
し、ピント合わせが容易になりフレーミングしやすくなります。
ご注意:
シャッターボタンを半押し後、ファインダーの画像が安定してから撮影されることを
●
おすすめします。
手ブレ補正の原理上、シャッターレリーズ後にファインダー像がずれることがありま
●
す。
カメラのAF作動ボタンまたはフォーカス作動ボタン(図4)を押しても、手ブレ補正
●
は作動しません。
三脚撮影時にTRIPODモードを使用した場合、撮影画像のブレ軽減効果やファインダ
●
ー像の安定が得られますが、ブレ量が小さい撮影条件下で撮影を行った場合は、
TRIPODモードとVRのOFFで効果が逆転する場合があります。その場合は、VRを
OFFでご使用ください。また、三脚を使っても雲台を固定しないときや一脚を使用す
るときなどは、NORMALモードでのご使用をおすすめします。
流し撮りする場合は、手ブレ補正モード切り換えスイッチ(図8)を必ずNORMAL
●
にしてください。
流し撮りでカメラの向きを大きく変えた場合、流した方向の手ブレは補正しません。
●
つまり、横方向にパンニングすると、縦方向の手ブレだけが補正されます。
手ブレ補正中にカメラの電源をOFFにしたり、レンズを取り外したりしないでくださ
●
い。OFFにしたり取り外すと、レンズ内部で"カタカタ"音がすることがあります。
故障ではありませんので、カメラの電源を再度ONにすれば、音は消えます。
F80シリーズ、ニコンU2、ニコンU、D300、D200、D100、D80、D70シリ
●
ーズ、D50、D40シリーズの内蔵フラッシュ充電中には、手ブレ補正は行いません。
8. 被写界深度
被写体の前後のピントが合う範囲(被写界深度)は、距
●
離目盛基準線の両側の被写界深度目盛によって、おおよ
そ判ります。 (図9)
プレビュー(絞り込み)機構を持つカメラでは、撮影前
●
に被写界深度を確認できます。
詳しい被写界深度は、被写界深度表(P.216)をご覧く
●
ださい。
9. 絞り値の設定
絞り値は、カメラ側で設定してください。
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図8
被写界深度目盛
距離目盛基準線
図9
Jp
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