6. ガイドバーのノーズスプロケットがスムーズに回転
することと、スプロケットの潤滑孔が詰まっていな
いかどうか点検します。必要に応じて、ノーズスプ
ロケットを清掃し、潤滑します。 (図 46)
7. 寿命を延ばすために、ガイドバーは毎日回転させま
す。 (図 47)
ソーチェンを目立てするには
ガイドバーとソーチェンの詳細
摩耗または損傷があるガイドバーやソーチェンは、当社
が推奨するガイドバーとソーチェンの組み合わせで交換
してください。カッティング装置の安全機能を正しく作
動させるには、製品の組み合わせが重要です。参照:
クセサリー 184 ページ (推奨される交換用ガイドバーと
チェンの組み合わせリストについて)
•
長さ(インチ/cm) 。
(図 48)
•
ノーズスプロケットの歯の数(T) 。
(図 49)
•
チェンのピッチ(インチ) 。ソーチェンのドライブリ
ンク同士の間隔と、ノーズスプロケットの歯とドラ
イブスプロケット間の間隔とが一致するようにして
ください。
(図 50)
•
ドライブリンクの数。ドライブリンクの数は、ガイ
ドバーの長さ、チェンピッチ、ノーズスプロケット
の歯の数によって決まります。
(図 51)
•
ガイドバーのレール溝幅(インチ/mm) 。ガイドバ
ーの溝の幅は、チェンのドライブリンクの幅と一致
するようにしてください。
(図 52)
•
チェンオイル孔とチェンテンショナ孔。ガイドバー
は製品と一致する必要があります。
(図 53)
•
ドライブリンクの幅(インチ/mm) 。
(図 54)
刃の目立て方法に関する一般情報
刃先が丸くなったソーチェンは使用しないでください。
ソーチェンの刃先が丸くなると、より大きな力をかけて
ガイドバーを木に押し込む必要があります。ソーチェン
の刃先が非常に丸くなると、木片ではなく切りくずが出
ます。
鋭いソーチェンを使用すると、抵抗なく木に切り込むこ
とができ、長く厚い切りくずが出ます。
刃(A)とデプスゲージ(B)は、ソーチェンの木を切る
部分(カッター)になります。刃とデプスゲージの高さ
の差が切断深度(デプスゲージ設定)になります。
(図 55)
刃を目立てするときは、次のことを考慮してください。
•
目立て角度。
182
(図 56)
•
切削角度。
(図 57)
•
ヤスリの位置。
(図 58)
•
丸ヤスリの直径。
(図 59)
ソーチェンの目立てを正しく行うには、適切な装置を使
用する必要があります。推奨ファイルゲージを使用して
ください。最高の切削性能を得ることができ、キックバ
ックの危険も最小限に抑えられます。
ア
警告:
バックの危険が増加します。
注記:
ソーチェンの目立ての詳細については、 「
諸元 184 ページ 」を参照してください。
刃を目立てするには
1. 丸ヤスリと目立てゲージを使用して刃を目立てしま
す。 (図 60)
注記:
お使いのソーチェン用に当社が推奨するヤ
スリとゲージについては、 「
参照してください。
2. ソーチェンに適切な張りがあることを確認します。
適切な張りがないソーチェンは左右に動きます。こ
のような場合、適切に目立てすることができません。
チェンの張り具合の調整方法 183 ペー
詳しくは、 「
ジ 」を参照してください。 (図 61)
3. ヤスリを刃の内側から外側に動かします。引くとき
は力を抜いてください。 (図 62)
4. 最初に、すべての刃の片側にヤスリをかけます。
5. 本製品をひっくり返して、反対側の刃にヤスリをか
けます。
6. ヤスリをかけるときは、すべての刃が同じ長さにな
るようにしてください。
7. 刃が 4 mm(0.16 インチ)まで減ると、ソーチェン
が摩耗した状態です。ソーチェンを交換してくださ
い。 (図 39)
デプスゲージ設定の調整方法に関する一般情
報
刃(A)の目立てを行うと、デプスゲージ設定(C)が低
くなります。切断性能を最良の状態に保つには、推奨さ
れるデプスゲージ設定に達するまで、デプスゲージ(B)
に合わせてヤスリをかける必要があります。お使いのソ
ーチェンに適した正しいデプスゲージ設定について詳し
くは、 「
主要諸元 184 ページ 」を参照してください。
(図 63)
目立て手順に従わないと、キック
主要諸元 184 ページ 」 を
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主要