安全に関する注意事項
Snap-on Tools Companyは、 コー ドレスツールを操
作、 点検、 修理する際に生じ得る状況に対する、 安
全注意事項を提供しています。 作業する者および
点検技術者には、 手順、 ツール、 使用材料に関し
十分な知識を持ち、 またそれらの手順、 ツール、 材
料が、 仕事場で作業する者やツールの安全性を脅
かさないよ うにする責任があります。
パワーツールの安全に関
する一般的な注意事項
本パワーツールに添付されている安全に関する注
意、 取扱説明、 説明図、 仕様の全てに目を通してく
ださい。 以下に挙げる警告に従わない場合は、 感
電や火災、 重傷につながる可能性があります。
今後の参考のため
に、 すべての警告
および指示を保管
してください。
警告中の 「パワーツール」 とは、 コンセン トに接続
する (コードあり) パワーツールか、 バッテリ駆動の
(コー ドレス) パワーツールのことを指します。
作業エリアの安全
• 作業エリアは清潔にし、 採光を十分に取って
ください。 雑然とした暗い場所は事故を誘発しま
す。
• 可燃性の液体やガス、 塵埃などの爆発物のある
所でパワーツールを使用しないでく ださい。 パワ
ーツールからはスパークが出るため、 それが粉塵
やガスに点火することがあ り ます。
• パワーツールを操作している間は、 子供やその周
辺にいる者を近づけないようにしてください。 注
意力が散漫になると、 手元が狂う原因となりま
す。
ZCT9038CE Rev. C
CT9038
CT9038
コードレスインパク トレンチ
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電気に関する安全事項
• パワーツールのプラグと コンセン トの形状は一致
する必要があ り ます。 プラグは決して改造しない
でく ださい。 アース付きのパワーツールには、 アダ
プタプラグを使用しないでく ださい。 改造されて
いないプラグや、 適合するコンセン トを使用すれ
ば、 感電する危険性が少なく なり ます。
• パイ プ、 ラジエータ、 レンジ、 冷蔵庫などのアース
された物体の表面に、 体を接触させないよ うにし
てく ださい。 体がアースされると、 感電する危険
性が増大します。
• パワーツールを、 雨やぬれた環境にさ らさないで
ください。 パワーツールに水が入ると、 感電する
危険性が増大します。
• コー ドを乱暴に取り扱わないでく ださい。 コー ドを
持ってパワーツールを持ち上げたり引っ張ったり、
コー ドを引っ張ってコンセン トから抜く ことは絶対
にしないでください。 コードは、 熱、 油、 鋭刃、 作
動部分に近づけないでください。 破損したり絡ま
ったコードを使用すると、 感電の危険が高まりま
す。
• 屋外でパワーツールを操作するときは、 屋外使用
に適した延長コードを使用してください。 屋外使
用に適したコー ドを使用すれば、 感電の危険が減
少します。
• 湿気のある場所でパワーツールを使わざるを得
ない場合には、 漏電遮断器が取り付けられている
電源をご利用ください。 漏電遮断器を利用する
と、 感電の恐れが低く なり ます。
オーストラリア/ニュージーランド :
• 湿った場所でパワーツールを使用しなければな
らない場合、 定格感度電流30 mA以下の残留電
流デバイス (RCD) 付きコンセン トをお使いくださ
い。 RCDを使用することによ って、 電気シ ョ ッ クの
リスクを低減することができます。
使用上の安全
• パワーツールを使用するときは、 自分が行ってい
ることに注意を傾け、 常識の範囲内で使用してく
ださい。 疲れているとき、 または薬やアルコール、
薬物治療の影響下にあるときは、 パワーツールを
使用しないでく ださい。 電動工具を操作している
間は、 ほんの一瞬注意を怠っただけで、 重大な負
傷事故を引き起こすことがあ り ます。
• 個人用保護具を使用してく ださい。 常に保護メガ
ネを着用してく ださい。 ダス トマスク、 滑り止めが
付いた安全靴、 ヘルメ ッ ト、 聴覚保護用具などの
保護具を適切な条件で利用すると、 負傷事故の
おそれが少なく なり ます。
• 意図しない起動をしないように気をつけてくださ
い。 電源および/またはバッテリパッ ク に接続する
前に、 工具を手に取るか運ぶかして、 スイ ッチが
オフの位置にあることを確認してく ださい。 スイ ッ
チに指を置いたままパワーツールを運んだり、 パ
ワーツールのスイ ッチがオンになっているときに
プラグを差し込むと、 事故を引き起こすことがあ
り ます。
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