OBJ_BUCH-2825-001.book Page 172 Wednesday, April 13, 2016 12:02 PM
172 | 日本語
A
– 距離 2.5 m の位置から両方の壁上に照準された
レーザーラインの中心点をマーキングします ( 壁
面 A 上の点 I、壁面 B 上の点 II)。
A
B
– メジャーリングツールを 180° 回転させ、5 m の
距離の位置に設置してセルフレベリングを開始し
てください。
– マーキングした壁面 B の点 II にレーザーライン
の中心がくるように、三脚の高さを変更するか
ツール下部に何か置いてメジャーリングツールの
高さを調整します。
– 壁面A上にレーザーライン中心を点 III としてマー
キングしてください(点 I の垂直方向上または
下) 。
– 壁面 A にマーキングされた二点 (点 I および III)
の位置の誤差 d がメジャーリングツールの実際の
誤差となります。
許容誤差 d
は以下の要領で計算してください。
max
d
= 壁までの距離 x 2 x 0.3 mm/m
max
例: 壁までの距離が 5 m の場合、許容誤差
d
= 2 x 5 m x 0.3 mm/m = 3 mm となります。 つ
max
まり、両方のマーキング位置の距離は 3 mm まで許
容されます。
1 609 92A 2K0 | (13.4.16)
垂直ラインの水平精度の検査
垂直ラインの水平精度チェックをおこなうには、ド
ア用開口部が必要となります。 この際、ドアの前後
両側に 2.5 m 以上のスペースがあること、および
安定した床面が必要です。
– メジャーリングツールをドア開口部から 2.5 m 離
れた、堅い平らな床面に設置します(三脚上では
なく) 。レーザーラインをドア開口部に向け、本
機を整準させます。
B
– ドア開口部の床部分(点 I) 、5 m 離れたドア開口
部の向こう側(II)およびドア開口部の上枠部分
(III)にある垂直レーザーラインの中心点にマー
キングしてください。
– メジャーリングツールをドア開口部の反対側に移
動させ、点 II のすぐ後ろに設置してください。 メ
ジャーリングツールのセルフレベリングが完了し
た後、垂直レーザーラインの中心が点 I から点 II
を通るように調整します。
– 点 III とドア開口部上枠上のレーザーライン中心
の間の誤差 d がメジャーリングツールと垂線との
実際の誤差となります。
– ドア開口部の高さを測定してください。
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