接触圧安全装置
接触圧安全装置が装備されているので、打鋲動作を開始するには、本体を 250 N 以上の力で確実に押し付け
る必要があります。
突発的暴発防止装置
本体には、突発的暴発防止装置が装備されています。即ち、トリガーを引いてから本体を押し付けたのでは
動作しない構造となっています。本体は、予め固い面に確実に押し付けた状態でトリガーを引いたのでなけ
れば動作を開始しません。
3.5
サービスインジケーター
グリップに内蔵されたサービスインジケーターは、ディスプレイと Bluetooth ボタンおよび RESET ボタン
で構成されています。
作業速度を適合させて過熱に起因する問題を回避するために、ディスプレイには安全鋲打機の温度が表示さ
れます。
サービスインジケーターでは打鋲数がカウントされ、プログラミングされた限界値に達したり、清掃期限に
なったり、あるいは本体のメンテナンス期限に達するとその旨表示されます。
Bluetooth を介して、サービスインジケーターに記録された打鋲およびその他のデータ(本体の製造番号、
実行された打鋲数、最後の本体整備作業の実施日、など)を、携帯電話アプリHilti Connect により読み出す
ことができます。
清掃が完了した後、RESET ボタンにより次の清掃期限までの打鋲カウンターをリセットします。
本体のメンテナンスの後、メンテナンス表示および次の清掃期限までの内部カウンターは、Hilti サービスセ
ンターによりリセットされます。
携帯電話アプリによりデモモードを作動させることができます、このモードでは、48 回までの打鋲のうち
にユーザーに対して、メンテナンス期限到達を含むサービスインターフェースの様々なメッセージが表示さ
れます。
携帯電話アプリを介して、デモモードを再び非作動にすることができます。デモモードは 15 分後に自動的
に再び非作動になります。
デモモードでは、表示は本体の実際の状態を示してはいません。
打鋲はデモモードにおいても確認されるので、カウンターの値は常に実際の打鋲数を示しています。
3.6
ディスプレイ表示
サービスインジケーターディスプレイ
上側領域
@
中央領域
;
下側領域
=
ディスプレイ上側部分の表示
記号
説明
Bluetooth がオンになっていると、Bluetooth 記号が表示されます。
メンテナンス期限になると、レンチ記号が表示されます。
安全鋲打機の整備作業は、Hilti サービスセンターに依頼してください。
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日本語
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