Petzl CALIDRIS Manual De Instrucciones página 18

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警告
この製品を使用する高所での活動には危険が伴います。
ユーザー各自が自身の行為、 判断についてその責任を負うこととします。
使用する前に必ず :
- 取扱説明書をよく読み、 理解してください.
- この製品を正しく使用するための適切な指導を受けてください.
- この製品の機能とその限界について理解してください.
- 高所での活動に伴う危険について理解してください.
これらの注意事項を無視または軽視すると、 重度の障害や死につながる場合があ
ります。
点検のポイント
毎回、 使用前に、 タイインポイントのウェビングおよび主要な縫製部分の状態
を点検してください。
使用によるダメージ、 切れ目、 磨耗がないことを確認してください。 ( 縫い糸が切
れていないことを確認してください)
バックルが正常に機能することを確認してください。
使用方法
図1. 調節
ハーネスが正しく フィッ トし、 使用目的に見合う快適性が得られるか確認する
ため、 ハーネスを装着した状態で体を動かしたり、 器具を全て装着した状態で
吊り下がってください。
図2. ロープの結び方
2A. 必ず上下のタイインポイントにロープを通し、 8の字結びで連結してくだ
さい。 警告 : ロープの結び方に誤りがあると重度の傷害や死に至る危険性があ
ります。 トップロープでのクライミングや氷河歩行等 (テンションがかかった状
態からの墜落が前提) では、 2枚のロッキングカラビナを使用してハーネスと連
結することもできます。 ( カラビナ1枚だけを使用してロープとハーネスを連結
することは絶対に避けてください)
警告、 危険 : トレイルラインループおよびギアループは、 ビレイ、 懸垂下降、 ロープの連
結、 自己確保には絶対に使用しないでください。
2B. ノッ トのループの大きさを変えることで調節ができます。
図3. テクニック
3A. ビレイ
3B. 懸垂下降
3C. フィックスロープ上での、 ロープクランプを使用したセルフプロテクション
図  4 . 特殊な使用
シッ トハーネスはチェストハーネスと組み合わせて使用できます。
図5. ギアループ、 トレイルラインループ
ギアループおよびトレイルラインループは、 ギア類を取り付けるためのみに使
用してください。
一般注意事項
警告 :  使用前に適切なトレーニングが必要です
この説明書をよく読み、 製品の正しい使用方法や用途についての情報は大切
に保管してください。
図で示された、 ×印がついていない技術だけが認められています。 その他の
使用方法は認められていません: 命にかかわる危険があります。 間違った使用
方法及び禁止行為の事例もいくつか明記しました。 ( ×印や、 ドクロマークで示
されたもの) 他にも多くの誤った使用方法が存在しますが、 それら全てを推測、
仮定し、 ここに明記することは不可能です。 疑問点や不明な点は㈱アルテリア
(TEL04-2969-1717) にご相談ください。
高所での活動は危険を伴い、 場合によっては重大な傷害を引き起こし、 死に至
ることもあります。 ユーザーは各自の責任で、 安全確保のための適切な方法お
よび技術を習得する必要があります。
ペツル製品の誤った方法での使用中及び使用後に生ずるいかなる損害、 傷害、
死亡に関してもユーザー各自がそのリスクと責任を負うこととします。 各自で責
任がとれない場合や、 その立場にない場合はこの製品を使用しないで下さい。
使用について
この製品は使用方法を熟知していて責任能力のある人、 あるいはそれらの人か
ら目の届く範囲で直接指導を受けられる人のみ使用して下さい。
個人保護用具 (PPE) はダイナミックロープやエネルギーアブソーバー等のエ
ネルギー吸収システムと併用しなければ使用できません。 この製品がお手
持ちの用具と併用できることを確認してください。 ( 製品の詳しい説明を読ん
で下さい)
この製品を長く使用するためには、 使用中及び持ち運ぶ際に注意が必要です。
衝撃を受けたり、 表面のざらざらした箇所や鋭く とがった箇所と摩擦しないよ
うにして下さい。
この製品を使用中にレスキューを必要とするような事態が起こることを想定し、
またそれに備えるのは、 ユーザー各自の責任です。
耐用年数
注意: 以下にあげるような極めて異例な状況においては、 1回の使用で損傷が
生じ、 その後使用不可能になる場合があります: 化学薬品との接触、 鋭利な角と
の接触、 極端な高/低温下での使用や保管、 大きな墜落や過荷重等
ペツル製品の耐用年数は以下の通りです : プラスチック製品、 繊維製品は最長
で製造日から10年。 金属製品には特に設けていません。
ただし、 下に記された"廃棄基準"の内一つ以上に該当する場合や、 技術や基
準の進歩を反映した新しい器具との併用に適さないと判断される場合は直ち
に廃棄してください。
実際の耐用年数は様々な要因によって決まります。 例 : 製品を使用する環境、
使用の頻度、 状況、 ユーザーの能力、 保存やメンテナンスの状況等
製品に損傷や劣化がないか定期的に点検してください。
安全のため、 使用前、 使用中の点検に加え、 専門家による綿密な点検を少なく
とも12ヶ月ごとに行う必要があります。 綿密な点検は少なく とも12ヶ月ごとに
行う必要がありますが、 必要な頻度は、 使用の頻度と程度、 目的により異なりま
す。 また、 各PPEユーザーが用具の使用履歴を把握できるようにするため、 各
ユーザーが専用の用具を持ち、 未使用の状態から管理することをお勧めしま
す。 用具をよりよく管理するため、 製品ごとに点検記録をとることをお勧めしま
す。 点検記録に含める内容 : 用具の種類、 モデル、 製造者または販売元の名前
と連絡先、 製造番号、 識別番号、 製造年、 購入日、 初めて使用した時の日付、 ユー
ザー名、 その他の関連情報 (例 : メンテナンス、 使用頻度、 定期点検の履歴、 点検
日、 コメント、 点検者の名前と署名、 次回点検予定日) 詳しい点検記録の見本は
www.petzl.com/ppeを参照ください。
廃棄基準
以下のいずれかに該当する製品は以後使用しないでください :
- 使用前、 使用中の点検、 または定期点検において使用不可と判断された
- 大きな墜落を止めた場合や、 非常に大きな荷重がかかった
- 完全な使用履歴が分からない
- プラスチック製品または繊維製品で、 製造日から10年以上経過した
- 製品の状態に疑問がある
使用しなくなった製品は、 以後使用されることを避けるため廃棄してください。
新しい技術および器具の発達
製品が、 システムの中での使用に適さないと判断され、 実際の耐用期間が過ぎ
る前に廃棄される場合の理由は様々です。 例 : 関連する基準、 規格、 法律の変
更、 新しい技術の発達、 他の器具との併用に適しない等
改造と修理
ペツルによって認められた場合を除き、 製品の改造および修理を禁じます。 製
品の機能を損ねる危険性があります。
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C57_CALIDRIS_C575000D (110610)
保証
この製品には、 原材料及び製造過程における欠陥に対し3年の保証期間が設け
られています。 ただし以下の場合は保証の対象外とします : 通常の使用による
磨耗や傷、 酸化、 改造や改変、 不適切な保管方法、 メンテナンスの不足、 事故ま
たは過失による損傷、 不適切または誤った使用方法による故障。
ペツル及びペツル総輸入販売元である株式会社アルテリアは、 製品の使用か
ら生じた直接的、 間接的、 偶発的結果またはその他のいかなる損害に対し、 一
切の責任を負いかねます。

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