マスター ・ セクション - Hughes & Kettner Black Spirit 200 Head Manual De Instrucciones

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  • ESPAÑOL, página 42
DLY TIMEノブ
  ディレイ音が返ってくるまでの時間を50msecから1.4secの範囲で調節しま
す。 ディレイ ・ タイムをFSM-432のTAPボタンで設定する場合は (2.3項参照) 、
ボタンを2度目に踏んだ時点で新しいディレイ ・ タイムに切り替わります。 ディレ
イ ・ タイムが視覚的に確認できるように、 TAPのLEDが約5秒間、 設定したディレ
イ ・ タイムに応じたビートで点滅します。 TAP機能は、 ディレイがオンの状態での
み有効です。 ディレイがオフ――より正確には、 バイパス――の状態では、 TAP機
能を受け付けません。
注意 : FSM-432 には、 特徴としてBlack Spirit 200のディレイタイムをMIDI
で制御することのできるタップ機能があります。 外部サプライヤーのMIDIコント
ローラーを使用する場合、 この機能は使用できない、 あるいは、 制限付きでのみ
可能です (FCB1010で有名なBehringerのような少数のメーカーでは、 タップ
を最小限抑えて使用できるよう、 ディレイ ・ タイム用に最小/最大時間をあらかじ
め調整できる機能を提供しています)。 これは、 タップには標準MIDIコマンドがな
く、 時間のみあるためです。 時間のための正確な値は、 2回のタップの間隔から算
出しなくてはなりません。 0 = 最小、 127 = 最大を意味する、 他のすべてのコン
トローラーとは違い、 ほとんどのエフェクトデバイスがディレイタイムに関して固
有の最小/最大時間を提供しているため、 ディレイタイムには定義された値があ
りません。
14
 モジュレーション ・ エフェクト
  このモジュールでは、 コーラス、 フランジャー、 フェイザー、 トレモロの4種類の
モジュレーション ・ エフェクトの設定を行います。
MOD TYPEノブ :
  それぞれのエフェクトは、 このノブの設定範囲を1/4ずつ区切った領域に割
り当てられています。 最初の1/4がコーラス、 次の1/4がフランジャー、 その次の
1/4がフェイザー、 最後の1/4がトレモロです。 モジュレーションのレートは、 それ
ぞれの1/4の範囲内で設定できます。 範囲の中でMOD TYPEノブを時計方向に
回すほど、 レートは速くなります。
INTENSITYノブ :
  モジュレーションのかかったエフェクト音の音量を調節します。
15
 FX LOOP
  外部エフェクト ・ プロセッサーを接続するための、 シリアル接続のループです。
アンプのリア ・ パネルのFX LOOPセクションにあるSend端子とプロセッサーの
入力端子、 Return端子とプロセッサーの出力端子をそれぞれ接続します (6.3項
参照) 。 ループに接続したプロセッサーのオン/オフの切り替えは、 FX-LOOPボ
タンで行います。
16
 CAB TYPE
このノブで、 アンプ背面のRed Box出力から入念にデザインされた8つのキャビ
ネット ・ シミュレーションの1つを選択できます (6.2項 「Red Box」 を参照)。 接
続された各デバイスに合わせてレベルが調整されるよう、 背面で出力レベルを
MicからLineに切り替えることができます。 そのため、 Red Box AE+は、 サウン
ドをPA、 スタジオモニター、 あるいは録音機材に送る上でパー フェクトな選択で
す。 これによってマイクや音響エンジニアへ頼ることなく、 Red BoxAE+はこの役
割を完璧に果たします。
No.
キャビネット ・ タイプ
1
1x12インチのモダンなThieleポート
2
2x12インチのモダンなフロント ・ ポート
3
2x12インチのヴィンテージ ・ オープンバック
4
4x10インチのAlnicoオープンバック
5
4x12インチのヴィンテージ ・ キャビネット
6
4x12インチのブリティッシュ ・ キャビネット
7
4x12インチのモダンなキャビネット
8
4x12インチのアメリカン ・ キャビネット
注意 : Cab TypeはRed Box出力およびヘッドフォン出力に影響を及ぼしま
すが、 ギター ・ スピーカーに接続した際のスピーカー出力には影響しません。 こ
の場合は、 キャビネット ・ シミュレーションが不要であるためです。 フルレンジ ・
キャビネット (6.1項を参照) を使用すると、 キャビネット ・ シミュレーションの
選択はスピーカー出力にも影響を及ぼします。
5 マスター ・ セクション
 マスター ・ セクションでは、 アンプ全体の音量とレゾナンス、 プレゼンス、 そして
パワーアンプのサチュレーションを調節します。
17
 MASTERノブ
  名前が示す通り、 このノブでパワー ・ アンプの音量が指先で調節できます。 設
定に注意すれば、 苦痛のない、 心地良い音量で演奏が楽しめます。 Masterは、 同
様にヘッドフォン出力の音量を調節します (5.2項を参照)。
備考 : Hughes & Kettnerのチューブ ・ アンプとは異なり、 Black Spirit
200のRed Boxの出力レベルはMasterノブ設定の影響を受けません
(6.2項を参照)。
注意 : チャンネルやエフェクトのコントロールとは異なり、 MASTERノブの設
定はプログラムできません! 従来のアンプと同様に、 このノブは物理的な設
定位置が実際の設定を示します。 アンプの電源を入れる前には、 このノブを反時
計方向に回し切っておくのが良いでしょう。
18
 RESONANCEノブ
  このRESONANCEノブを12時の位置に設定すると、 アンプとキャビネット
の組み合わせが生み出す、 通常の鳴りが得られます。 12の位置から反時計方向
に回すと、 スピーカーとキャビネットの鳴りが抑えられ、 クリーンなトーンがまろ
やかに響く、 ゆったりとした柔らかいサウンドになります。 時計方向に回すと、 そ
れらの鳴りが強調されて、 ディストーション ・ サウンドに最適な、 よりタイトでパン
チの効いた低音域が得られます。
19
 PRESENCEノブ
  アンプから発生する高音域の倍音の量をコントロールします。 設定を上げる
ほど、 効果が強調されます。
注意 : ResonanceとPresenceの設定はプリセットごとに保存でき、 または
2つのノブをMASTERボリュームと全く同様に、 プリセット切り替え時に変化
しないMASTERコントロールとして使用できます。 両方のノブをグローバル ・
コントロールとして使用したい場合は8.2項を参照。
20
 SAGGING
サギングはGainノブと併せて、 最も重要なサウンド作りの道具です。 このノブで、
任意の音量でパワー ・ アンプの飽和特性を完全にコントロールできます。 ノブを
回して、 あなたのトーンを個々に微調整する多様なギター ・ サウンドを呼び出すこ
とができます。 このノブには8つの位置があり、 右に一目盛りずらすとパワー ・ アン
プの飽和度が大きくなります。
21
 PHONES/LINE
この出力には、 市販のヘッドフォンをジャックプラグで接続します。 備考 : この出
力は、 Line信号をハイファイ ・ システムなどの任意のステレオ ・ マルチメディ ア入
力に送信するために使用することも可能です。 アダプターやケーブルについて
は、 販売店にお尋ねください。 この出力を通常のハイファイ ・ システムのAux inに
接続するには、 一端がBlack Spirit 200のヘッドフォン出力を接続するための
TRSジャック (ステレオ) 、 もう一端にハイファイ ・ システムの左右入力に接続する
ためのRCAコネクタx2のケーブルが必要です。 ミキシングコンソールに接続する
には、 RCAプラグの代わりに2本のモノラル ・ ジャックプラグまたはXLRプラグ
が必要です。 その際に、 ステレオ ・ エフェクトの効果を引き立たせるために、 ミキシ
ングコンソール入力のパンニングを左右に振り切るよう注意してください。
注意 : ヘッドフォンが前面のこの出力に接続されている場合、 背面の
Speaker Outはオフになっています。
注意 : ヘッドフォン出力はステレオ ・ エフェクトをヘッドフォン専用に送って、 で
きる限り自然に聞こえるようにします。 ステージやスタジオでほとんど使用する
場合は、 信号をミキシングコンソールに送信するためにモノラルのRed Box
がより良い選択になるでしょう (6.2項参照)。
Black Spirit 200 – Manual 1.2
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