診断テス ト 1 – 回転トレイ診断テス ト
このテストには 2 つのモードがあります。 第 1 のモードは、 回転トレイの位置を確認します。 第 2 のモードは、 リフト アームと回転ト
レイの位置合わせを確認します。
回転トレイの位置の確認
このテストは、 回転トレイがオートローダーで正常な位置にあるかどうかを確認します。
1.
オートローダーが診断モードにあることを確認します。 18 ページ
オペレータ パネルに [01 CAROUSEL CHK DIAGNOSTIC] (01 回転トレイ チェック診断テ) と表示されるまで、 オペレータ ボタン
2.
を押し続けます。
3.
オペレータ ボタンを放します。
4.
オペレータ ボタンを押して、 現在のビンの位置から次のビンの位置まで回転トレイを回転させます。
注: 回転トレイが回転するたびに、 現在の回転トレイの位置と移動先の回転トレイの位置がオペレータ パネルに表示され
ます。 現在の回転トレイの位置は [A+00000] の形式で、 次の移動先の回転トレイの位置は [T+00000] の形式で表示され
ます。
5.
回転トレイの 4 つのビンそれぞれでステップ 4 を繰り返します。
注: 回転トレイはビン 1 からビン 4 まで時計回りに回転した後、 ビン 4 からビン 1 まで反時計回りに回転します。
6.
オペレータ ボタンを押し続けると、 テストを終了して診断モードに戻ります。
リフ ト アームと回転トレイの位置調整の確認
このテストは、 リフト アームが回転トレイのそれぞれのビンと位置が調整されていることを確認します。
1.
オートローダーが診断モードにあることを確
認します。 18 ページ
「診断テストのアクセスお
よび選択」
を参照してください。
2.
オペレータ パネルに [01 CAROUSEL CHK]
(01 回転トレイ チェック) と表示されるまでオ
ペレータ ボタンを押し続けます。
3.
オペレータ ボタンを放します。
4.
リフト アームにディ スクを取り付けます。 ディ
スク解放ボタンを押しながらディ スクをグリ
ッパーに押し込みます。
5.
ディ スク解放ボタンを放します。 ディスクがグ
リッパーに固定されます。
6.
オペレータ ボタンを押して回転トレイをビン
1 まで回転させます。
7.
リフ ト アームとディ スクを手動でビン 1 の中
に移動させます。 ディスクをビンの中へ移動するときにディスクと回転トレイがぶつかっていないことを確認してください。
-
重要! ステップ 7 でディスクと回転トレイがぶつかっている場合は、 リフト アームが正常に較正されていないか、 回転トレイ
の位置決めをする機構に問題がある可能性があります。 20 ページの診断テスト 3 (較正診断テスト) を実施して、 リフト アー
ムと回転トレイを較正します。
8.
リフ ト アームを手動でビン 1 の外へ出します。
ビン 2、 ビン 3、 ビン 4それぞれについてステップ 6 から 8 を繰り返します。
9.
10. ディ スク解放ボタンを押してディスクを解放し、 リフト アームからディスクを取り出します。
11. オペレータ ボタンを押し続けると、 テストを終了して診断モードに戻ります。
12. 18 ページ
「診断モードの終了」
2001475_A
グリ ッパー
を参照して、 診断モードを終了します。
Producer III のメンテナンス
「診断テストのアクセスおよび選択」
を参照してください。
ディ スク解放ボタン
19