警告!定格最高速度を超える速度でポンプヘッドを運転しないでください。 ローラおよびチューブ
温度が過度になることがあります。 チューブ寿命が短縮され、 早期故障の可能性が高まりま
す。
ATEX機器の2つ以上のアイテムが組み合わされると、 許容操作限度は、 所定のパラメータの全値を考慮した後に最
も狭い範囲によって決定されます。
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チューブ寿 命
いくつかの要因がチューブ寿命に寄与します。
チューブ寿 命 に影 響 する要 因
チューブ寸法および材質に依存する通常のチューブ疲労
不適切なチューブの装着については、 section 15 "501RLAチューブの装着( ロータおよびドライブシャフト が自由に
回転しない) " ページ28またはsection 14 "501RLAチューブの装着(単一ポンプヘッドの設置)" ページ27を参照し
てください。
過度の使用圧力については、 section 10 "操作パラメータ" 前のページを参照してください
化学的適合性については、 チューブ適合性の表が次にあります: www.wmftg.com/chemical。 浸漬キット は試
験用にWatson-Marlowから利用可能です。
各用途では、 危険環境への設置前に、 試験によってチューブ寿命を特定することを強くお勧めします。 これが可能
でない場合、 あるいはチューブ寿命について不明な点がある場合は、 潜在的に爆発性雰囲気内にポンプを設置す
る前に、 以下の危険を認識する必要があります。
構成材質に関する情報については、 section 17 "構成材質" ページ34を参照してください。
移送流体とポンプ材質の化学反応については、 鋼製材質が次に一覧表示されていま
す: www.wmftg.com/chemical。
移送流体はローラの表面温度によって着火することがあります。 Watson-Marlowの全ATEX機器はT4と等級付
けされています。 ( すなわち、 最悪の事態の操作条件下においても、 最高表面温度が135℃( 275F) を超えるこ
とはありません)
通常、 特に高圧でのポンプ移送時は、 ロータとチューブの寿命はポンプヘッドがゆっくりと運転されると最大化されます
ただし、 0.2MPaを超える圧力で性能を維持するには、 50rpm未満でポンプヘッドを運転することは避けてください。
低流量で高圧の運転が必要な場合は、 より小さなチューブへの切り替えをお勧めします。
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PB0346:m-501atex-ja-03