5. ずれ R を計算します(RL = 部屋の長さ) 。
➥ 値 R は 3 mm または 1/8" 未満でなければなりま
せん。
5.9.4
鉛直ラインの照射精度を点検する
1. 本体を 2 m の高さに位置決めします(位置 1) 。
2. 本体をオンにします。
3. 本体から 2.5 m 離れた同じ高さ(2 m)の位置に最初のターゲット板 T1(鉛直)を置いて鉛直レーザー
ビームがターゲット板に当たるようにし、この位置にケガきます。
4. 続いて 2 枚目のターゲット板 T2 を最初のターゲット板の 2 m 下方に置いて鉛直レーザービームがター
ゲット板に当たるようにし、この位置にケガきます。
5. 試験構造部に対して反対側(鏡像)にあたる位置 2 を、床面上のレーザーラインの本体から 5 m 離れた
位置にケガきます。
6. 続いて本体を今ケガいた床面上の位置(位置 2)に設置します。
7. レーザービームの位置を調整し、ターゲット板 T1 およびそれにケガいた位置にレーザービームが当た
るようにします。
8. 新しい位置をターゲット板 T2 にケガきます。
9. ターゲット板 T2 の 2 つのマークの間隔 D を読み取ります。
D の値が 3 mm より大きい場合は、本体をHilti リペアセンターで調整する必要があります。
6
手入れと保守
6.1
清掃および乾燥
▶ 本体から埃を除去してください。
▶ 本体に指で触れないでください。
▶ 本体は必ず清潔な柔らかい布で清掃してください。必要に応じてアルコールまたは水で布を湿してくだ
さい。
▶ 本体の保管温度を確認してください、特に夏季あるいは冬季に本体を車内で保管する場合には注意が必
要です。
6.2
Hilti 測定技術サービス
Hilti 測定技術サービスは測定機器の点検を行い、取扱説明書に記載されている製品仕様を満たしていない場
合には修正して製品仕様を満たした状態にあるかどうかを再点検します。チェックの時点において製品仕様
を満たした状態にあることは、サービス証明書により確認されます。以下をお勧めします:
•
使用状況に応じて適切な点検間隔を選択すること。
•
本体を通常よりも厳しい条件で使用した後、重要な作業の前、これらに該当しなくても少なくとも 1 年
に 1 回はHilti 測定技術サービスに点検を依頼すること。
Hilti 測定技術サービスによる点検は、使用前および使用中のユーザーによる測定機器のチェックを不要にす
るものではありません。
7
バッテリー装置の搬送および保管
搬送
注意
搬送時の予期しない始動 !
▶ お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で搬送してください!
▶ バッテリーを取り外します。
▶ バッテリーは決して梱包しない状態で搬送しないでください。
▶ 本体とバッテリーを長距離にわたって搬送した後には、使用の前に損傷がないかチェックしてください。
*2243556*
Printed: 08.05.2019 | Doc-Nr: PUB / 5492771 / 000 / 00
10
2243556
日本語
287