14 その他の注意事項(続き)
コンクリートの下地がピンホール探知器での検査に適しているかどうかを
調べるには、次の⼿順に従います。
コンクリートに釘を打ち込んで、アース線の接続点にします。
1
アース線を釘に接続し、膜厚に合った探知電圧に設定します。探知電
2
圧がわからない場合は、3~6kVに設定し、感度を最⼤(5µA)に設
定します。
釘から約4m(13フィート)離れた、塗装されていないコンクリート
3
⾯にプローブを置きます。
探知器の警報が鳴った場合は、コンクリートに⼗分導電性があります。探
知器の警報が鳴らなかった場合は、コンクリートが乾燥しすぎています。
ピンホール探知器による検査には適していません。
14.3 アース線の延⾧
アース線を延⾧すると、探知器の電磁環境適合性が損なわれることがあります。
15 エラーメッセージ
場合によっては、探知器の画⾯にエラーメッセージが表⽰されることがあ
ります。通常、これらのメッセージは、キーの1つを押すと解除されます。
ただし、操作を続⾏する前に、表4を参考にして問題を解決してください。
エラーメッセージ 原因
SPARKING TO
CASE
00
01、02、03
または最寄りのElcometer代理店.
d
jp-25
R
探知器にアース線以外の経
路から電流が流れ込んでい
ます。
⾼電圧プローブハンドルの
エラーが発⽣しました。
⾼電圧プローブハンドルの
ADC(アナログデジタル変
換)エラーが発⽣しまし
た。
表4
対処法
ケーブルをすべて正しく接続している
ことを確認してください。検査対象物
に探知器本体が触れている場合は、探
知器を離れた場所に動かしてください。
⾼電圧ハンドル接続ケーブルの⾦属製
留め具にプローブを触れさせていない
ことを確認してください。
⾼電圧プローブハンドルを⼀旦取り外
してから、装着し直してください。そ
れでもエラーが発⽣する場合は、
Elcometer に問い合わせてください。
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⾼電圧プローブハンドルを⼀旦取り外
してから、装着し直してください。そ
れでもエラーが発⽣する場合は、
Elcometer に問い合わせてください。
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www.elcometer.com