対応するアダプター(例: 4R111, 4R41, 4R55, 4R51ソケットアダプター)を使用し、ソケ
ットとモジュラー膝継手を接続してください。7.5章も併せてご覧ください。
7.2 静的アライメントの最適化には、743L100 L.A.S.A.R. ポスチャーを使用してください.
(以下のステップは図10を参照してください)
L.A.S.A.R.ポスチャーを用いることで、ベンチアライメントを適切に改善することができま
す。
荷重時およびロック解除時に確実な安定性を得るため、以下の手順に従ってください。
① 荷重線を明確にするため、義足側を L.A.S.A.R. ポスチャーに、健足は高さ補正パネルの上
にし て立ちます。義足側は十分に負荷のかかる状態である必要があります。
装着者の安全のため、必ず平行棒やロフストランドクラッチ等を使用して行って下さ
い。
② 足部の底背屈を調整してアライメントを適合させてください。 荷重線(レーザーライン)は、
膝関節軸(アライメント基準線)の45mm前方である必要があります。(図10参照)
7.3 可動調整ピラミッドの使用
可動調整ピラミッドを使用することで、義足の調整を容易に行うことができます。例えば、
義足を装着し訓練した結果、股関節の屈曲拘縮が減少した場合などに必要となります。
屈曲拘縮が認められる場合、可動調整ピラミッドを位置8 に設定し、調整を行います(図
8)。屈曲拘縮が認められる場合、可動調整ピラミッドを位置8 に設定し、調整を行います(
図8)。屈曲拘縮が減少した場合、調整ピラミッドは、完成後でも段階的に調整することがで
き(位置1 に向けて)必要に応じてチューブの長さや足継手の背屈を調整します。
調整ピラミッドの移動方法
1)
膝継手のロックを解除し、調整しやすい角度まで曲げます。プラスチック製カバー上の
Oリング(図1、部品1)を外して下にずらし、プラスチック製カバーを開きます。
六角穴ネジ(レンチサイズ5mm)を2回転緩めます(図4)。ピラミッド部品の下部と膝上
2)
部のプラスチック部の両方にノコギリ状の目立てがあります。それらを合わせるようにス
ライドさせながら使用します。調整ピラミッドの位置を記録するには、ピラミッド上の印
に沿った、本製品上部の目盛り1〜8を使用して下さい。
注記!
角穴ネジ(レンチサイズ5mm)を取外すことはできません。また、ネジ、ロッ
クワッシャー、ネジワッシャー、歯車ラック、および調整ピラミッドは交換し
ないでください。
六角ネジ(レンチサイズ 5mm)を取付け、20 Nmに締めてください。710D4 トルクレンチ
3)
を使用してください。
注記!
ネジ(レンチサイズ5mm)を締める際、可動調整ピラミッドと歯車ラックが
正確にかみ合っていることを確認してください。
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