___________________________________________________________________________日本語
湿度温度調整
注記
VAISALA _______________________________________________________________________ 61
湿度または温度の調整を行うには、次の手順を実行します(1 点
校正と 2 点校正の両方に同じ手順が適用されます)。
変換器カバーを開けます。ADJ、+、- と記された 3 つのボタ
1.
ンを確認できます。
ADJ ボタンを押し、緑のインジケータ LED がゆっくり点滅
2.
(サイクル時間:800 ms)するまで押し続けます。
HMT120 変換器が RH 校正状態になっています。アナログ
3.
出力とオプションのディスプレイには、実際の RH 測定値
が引き続き示されます。RH 調整を実施しない場合、
もう一度 ADJ ボタンを押します。
フィルターを取り外して低湿側の基準チャンバー(たと
4.
えば、LiCl:11 % RH)にプローブを挿入し、
低湿オフセット調整を行います。
状態が安定するまでは、調整ボタンに触れないでください。
安定までに、約 30 分かかります。
- または + ボタンを少なくとも 1 回押して、I
5.
ことを確認します。必要に応じて - または + ボタンを使用して
調整を行い、もう一度 ADJ ボタンを押します。緑のインジ
ケータ LED の点滅が速くなります(サイクル時間:400 ms)。
2 点 RH 調整を実施しない場合、もう一度 ADJ ボタ
ンを押します。手順 6 は飛ばしてください。
1 点校正を 50% RH を超える相対湿度で実施した場合、
オフセット調整の代わりにゲイン調整が行われます。
プローブを高湿側の基準チャンバー(たとえば、湿度校正器
6.
HMK15 の NaCl:75 % RH チャンバー)に挿入し、高湿ゲイ
ン調整を行います。この際、 - または + ボタンを使用して、
電流が正しいことを確認します(値が正しい場合でも、
I
out
少なくとも 1 回はいずれかのボタンを押す必要がありま
す)。RH 校正を終了するには、ADJ ボタンを押します。
緑の LED が消灯し、赤のインジケータ LED がゆっくり
点滅(サイクル時間:800 ms)し始めます。
HMT120 変換器が T 校正状態になっています。アナログ出力
7.
とオプションのディスプレイには、実際の T 測定値が引き
続き示されます。T 調整を実施しない場合、もう一度 ADJ
ボタンを押して校正を終了します。
電流が正しい
out