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Hilti DX 9-ENP Manual De Instrucciones página 312

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  • ESPAÑOL, página 87
ファスナーは、構造用鋼以外の母材、特に硬化鋼材、もろい鋼材、鋳物、ばね鋼には打鋲しないでください。
3.4
安全機構
安全鋲打機は、使用者とその作業領域の安全のために 5 重の保護を提供しています。
ピストン原理
空包により生じたエネルギーはピストンに送られます。このエネルギーによりネイル(鋲)を母材に打ち込
みます。
このようなピストン原理を応用しているため、本体は「Low Velocity Tool」に分類されます。運動エネル
ギーの約 95 % はピストン内部で吸収されます。ピストンはいかなる場合にも打鋲動作の終了時に本体内
に停止されるので、余剰エネルギーは本体内に留まります。このため正しく使用していれば、ファスナーの
発射速度が 100 m/s を超過して貫通が発生する危険はありません。
落下暴発防止装置
点火装置と接触圧ストロークの組合せにより、本体を落としても暴発することがないように、落下暴発防止
装置を装備しています。
トリガー安全装置
トリガーを引いただけでは打鋲動作が開始されないように、トリガー安全装置を装備しています。本体の先
端部が固い母材に押し付けられている場合にのみ、打鋲動作が可能となります。
接触圧安全装置
接触圧安全装置が装備されているので、打鋲動作を開始するには、本体を 250 N 以上の力で確実に押し付け
る必要があります。
突発的暴発防止装置
本体には、突発的暴発防止装置が装備されています。即ち、トリガーを引いてから本体を押し付けたのでは
動作しない構造となっています。本体は、予め固い面に確実に押し付けた状態でトリガーを引いたのでなけ
れば動作を開始しません。
3.5
端寄せ/打鋲間隔および端部との間隔
ファスニングの場合は端寄せ/打鋲間隔を守ってください。これは製品仕様により互いに異なることがあり
ます。
使用するファスナーの取扱説明書、 Hilti ファスニングテクノロジーマニュアルまたはご使用の国/地域
のHilti 「ファスニングテクノロジーの技術ガイドライン」 に記されている注意事項を遵守してください。
3.6
サービスインジケーター
グリップに内蔵されたサービスインジケーターは、ディスプレイと Bluetooth ボタンおよび RESET ボタン
で構成されています。
作業速度を適合させて過熱に起因する問題を回避するために、ディスプレイには安全鋲打機の温度が表示さ
れます。
サービスインジケーターでは打鋲数がカウントされ、プログラミングされた限界値に達したり、清掃期限に
なったり、あるいは本体のメンテナンス期限に達するとその旨表示されます。
Bluetooth を介して、サービスインジケーターに記録された打鋲およびその他のデータ(本体の製造番号、
実行された打鋲数、最後の本体整備作業の実施日、など)を、携帯電話アプリHilti Connect により読み出す
ことができます。
清掃が完了した後、RESET ボタンにより次の清掃期限までの打鋲カウンターをリセットします。
本体のメンテナンスの後、メンテナンス表示および次の清掃期限までの内部カウンターは、Hilti サービスセ
ンターによりリセットされます。
携帯電話アプリによりデモモードを作動させることができます、このモードでは、48 回までの打鋲のうち
にユーザーに対して、メンテナンス期限到達を含むサービスインターフェースの様々なメッセージが表示さ
れます。
携帯電話アプリを介して、デモモードを再び非作動にすることができます。デモモードは 15 分後に自動的
に再び非作動になります。
デモモードでは、表示は本体の実際の状態を示してはいません。
打鋲はデモモードにおいても確認されるので、カウンターの値は常に実際の打鋲数を示しています。
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