JA
日本語
(Japanese)
1. 技術データ
技術データ
重量
リフト容量
単位
[kg]
[kg]
CP80020
39.4
2000
CP80015
50.5
1500
CP80030
45
3000
スタティックテスト係数 : 1.5 / ダイナミックテスト係数 : 1.25
2. 適用、機能
• トロリージャッキは、修理、メンテナンス時にアクセスしやすいように車両を持ち上げる装置です。
• ジャックはリフト専用装置です。車両の移動や積載には使用しないでください。人が乗った車両を持ち上げることは禁じられています。負荷のある状態でジ
ャッキを移動することは禁じられています。
• 他の用途に使用することは禁じられています。業務・作業専用です。
3. 確認
• 包を解き、装置の輸送時に破損のないこと、書類に記載されているパーツがすべて揃っていることを確認します。 装置を使用する前に、目視検査を行い、
漏れ、破損、緩み、パーツの有無などを確認します。
4. 組み立て
• デバイスを、中のアイテムとともに取り外します。
• レバーサポートの輸送用ロックを外します。 (Fig.02). レバーサポート (1/2) を押しげ、輸送用ロック (3/4) を外します。
• 最初に、下レバーロッド側面の六角ネジ SW10 (Fig.03(1)) を外し、上下のレバーロッドをまとめてから、六角ネジで接続を固定します (Fig.03(2/3/4))。
• レバーロッドをリフトデバイスに取り付けます。 そのため、リフトデバイスのサポート側の六角ネジ SW17を外し (Fig.04(1))、レバーロッドをサポートに
セットします(Fig.04(2))。 ネジをもう一度固定します (Fig.04(3/4))。
• トロリージャックを使用する前に、油圧回路から空気を抜く必要があります (セクション7参照)。
5. スタートアップ、操作
•
デバイスを操作する際、安全に関するガイドラインを必ずお守りください。
•
トロリージャックは、車両のリフトポイント下に置いてください。
•
リフトする車両内に人がいないことを確認してください。 車両のエンジンを止め、ハンドブレーキを入れます。 車輪止めを使い、車両が動かないよう固定
します (Fig.05(1)) 。 車両に乗ったりエンジンをかけたりしないでください。
•
リフト用ジャックを車両の移動に使用したり、車両をリフトしたまま放置したりしないでください。 常にシャシースタンドを使用してください
(Fig.05(5))。
•
リフトジャックは常に、車両の下から操作できないように位置決めします (Fig.05(4))。
•
車両の正しいリフトポイントについては、常に車両のマニュアルを参照してください。
•
レバーロッドまたはフットペダルを使用し、リフトデバイスを所定の高さにします (Fig.05(2))。 油圧バルブが閉じているか確認してください。
そのためには、レバーロッドを時計回りに固定する必要があります。
フットペダルは主に、無負荷ストロークをブリッジするために使用します。
•
リフトデバイスには過負荷バルブが付いています。これは当社により調整されています。 このバルブは決して再調整しないでください。
•
負荷を下げるには、レバーロッドをゆっくり反時計回りに回します (Fig.05(3))。
•
トロリージャックを使用しないとき、ピストン/リフトアームは引き込まれた状態でなければなりません。
• 動きがあるときは、オペレータがリフト装置や負荷を監視する必要があります。
• リフトした負荷の下では、負荷を固定するまでは作業を行わないでください。
• オペレータは、トレーニングについて、またポンピング、単位変換 について必要な情報を得ているものとします。
6. メンテナンス
•
可動パーツはすべて定期的に汎用の潤滑油を差す必要があります。装置は常に清潔にし、強い化学薬品に触れないようにしてください。 装置は屋外に放置
しないでください。
•
トロリージャックを使用しないとき、ピストンは引き込まれた状態でなければなりません。
•
オイルはすべて変更する必要はありません!
少なくとも年1回はオイルレベルをチェックし、必要に応じて補給します。 シリンダの油圧オイルは、給油口のネジ下端まで給油します。
ピストンは引き込まれた状態にする必要があります。
•
重要: オイルが多すぎる場合、装置を操作できなくなることがあります。
•
当社指定の油圧オイル (HLP ISO 32) のみ使用します。注意: ブレーキ液は使用しないでください。
•
本体のメンテナンスと修理は、資格のある技術スタッフでなければ行えません。
7. 油圧系の空気
油圧系の空気はトロリージャックの性能に影響を与えることがあります。 このような問題に取り組むには、次のようにします。
• レバーロッドを反時計回りに回してディスチャージバルブを開ペダルでポンピングします(5、6 回).
•
その後、ジャックを最大高さまでポンプアップしてからまた下げます。 油圧系の空気が抜けます。
8. 廃棄
•
本機の廃棄は、その国の法律に従って行う必要があります。
•
破損、激しい磨耗、あるいは機能に不具合のあるものは使用しないでください。
本体の修理は、資格のある技術スタッフでなければ行えません。
装置は、上記指定の用途にのみ使用し、他の用途には決して使用しないでください。 不正な使用、誤用、もしくは安全上の注意に従わないことから生じる傷
害・破損について、当社は責任または保証の責を負いません。
A
B
C
油圧オイル
[l]
[mm]
[mm]
[mm]
0.29
430
75
505
0.21
530
70
600
0.22
455
95
550
D
D2
E
F
G
[mm]
[mm]
[mm]
[mm]
[mm]
750
1960
150
270
375
920
2140
153
282
382
779
1979
160
257
364
CP80020 - CP80015- CP80030
トロリージャック
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