安全に関する注意事項
Snap-on Tools Companyでは、 工具を操作、 整備ま
たは修理する際に発生しうる状況を網羅する安全
メ ッセージを用意しています。 作業する者および点
検技術者には、 手順、 ツール、 使用材料に関し十
分な知識を持ち、 またそれらの手順、 ツール、 材料
が、 仕事場で作業する者やツールの安全性を脅か
さないようにする責任があり ます。
一般的な安全上の警告
安全に関する警告と指示事項はすべてお読みく
ださい。 警告や取扱説明書に従わない場合に
は、 感電や火災、 重大な負傷事故が起きること
があります。
後で参考にする
ために、 警告と取
扱説明書はすべて
保管しておいてく
ださい。
バッテリー周囲の作業
• バッテリーの周囲またはバッテリーを使用して作
業する際には、 常時安全ゴーグルを着用してくだ
さい。
• バッテリーの周囲では常時禁煙にして、 スパーク
を発生させたり、 裸火を使用したり しないでくだ
さい。 バッテリーから発生する水素ガスが爆発し
て怪我をするおそれがあり ます。
• バッテリ ーから発生する爆発性の水素ガスを消散
させるため、 換気を良く してください。
• バッテリーの酸が飛び散って目に入った場合は、
すぐに蛇口から流れ出る冷水で10分以上洗い流
し、 すぐに医師の治療を受けてください。
• バッテリーの酸が皮膚についた場合は、 十分な量
の水と石鹸ですぐに洗い流してください。
• バッテリーの近くで作業する際には、 常に声の届
く範囲に救助者がいるようにしてください。 救助
者は、 助けを求められた場合には、 すぐに助けに
来ることができる状態でいるべきです。
BC25500PA -Z Rev. B
BC25500PA
プラグイン型バッテリーブー
スターケーブル
ジャンプスタート
27
• バッテリ ーの近く で作業する前に装身具や腕時計
を必ずすべて外してください。 装身具や腕時計で
短絡が発生すると、 火傷をしたり感電したりする
おそれがあり ます。
• バッテリー端子ポス ト間、 または端子ポス トと車
両の間、 工具、 ジャ ンプリー ド、 またはその他の導
体を接触させないでください。 火傷で重傷を負っ
たり感電するおそれがあり ます。
• バッテリーを移動する必要がある場合は、 適切な
バッテリーキャ リアを使用してください。 バッテリ
ーは腕で抱えて移動しないでください。
• 酸性のバッテリー煙霧と腐食物にさ らされたバッ
テリーケーブルのク ランプを扱う ときは、 耐酸ゴム
手袋を着用してください。
• バッテリー端子ポス トとケーブルクランプの酸性
の腐食物を、 重曹と水を使用して清掃してから部
品を扱うようにして、 肌の酸性火傷を防いでくだ
さい。 腐食物をこすり落と した後、 パーツをきれい
な水ですすいでください。
• エンジンの可動部品や加熱部品に自身の身体、
衣類および工具が接触しないようにしてくださ
い。 怪我をしたり火傷したりするおそれがありま
す。
• 絶縁材が破損している場合は、 ブースターケーブ
ルを使用しないでください。
• 取扱説明書に書かれている順序でクランプとケ
ーブルのタグを接続してください。
• バッテリーと接続する際、 また接続を解除する際
に、 バッテリーク ランプ同士を接触させないでくだ
さい。
• ケーブルを逆向きに接続しないでください。 車両
充電およびコンピューターシステムが損傷するお
それがあり ます。
• 常時バッテリーの周囲では喫煙せず、 スパークを
発生させたり、 裸火を使用したり しないでくださ
い。
• バッテリーが凍結している場合は、 決してジャン
プ始動を試みないでください。
• 両方の車両は必ずバッテリ ー電圧が同じものにし
てください。
• ブースターケーブルクランプを接続する前に、 車
両が互いに接触していないことを確認してくださ
い。
• バッテリーが消耗した車両では、 必ずパーキング
ブレーキをかけて、 イグニッシ ョ ンをオフにし、 トラ
ンスミ ッシ ョ ンをニュー トラルまたはパーキングに
入れてから、 ブースターケーブルを接続してくだ
さい。
• ブースターケーブルは、 エンジンを始動したとき
にフ ァ ンブレー ド、 ドライ ブベルトなどの可動部品
に接触しないよ う にしてください。
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