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Fein AGSZ18-280BL Manual De Instrucciones página 218

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OBJ_BUCH-0000000285-001.book Page 218 Monday, February 19, 2018 10:27 AM
ja
218
全ての用途におけるその他の安全上のご注意
キックバック現象およびこれに関する安全上の注
キックバックとは、研磨ディスク、研削ベルト、ワイヤ
ーブラシ等のアクセサリーに引っかかりが生じたり、そ
れによりブロックされたりした際に生じる急激な反動で
す。アクセサリーの回転に引っかかりが生じたり、これ
が阻止されたりすると突如回転が停止してしまいます。
これによりコントロールを失った電動工具は、アクセサ
リーの回転と逆の方向に加速回転します。
例えば研削ホイールが材料内で引っかり、その回転が阻
止されると、材料内に挿入されている研削ホイールのエ
ッジ部分が引っかかって研削ホイールが切削面からそれ
たり、キックバックを生じたりすることがあります。こ
れにより研削ホイールは、回転が阻止された位置でのホ
イールの回転方向に応じ、作業者に向かって、または作
業者から離れた方向へ移動します。この際に研削ホイー
ルが割損することもあります。
キックバックは、誤ったまたは不適切な方法で電動工具
を使用した場合に生じます。以下のような適切な予防措
置をとることでこのようなキックバック現象を防ぐこと
ができます。
電動工具をしっかりと保持するとともに、身体および腕
の位置に注意し、キックバック反力に耐えられる体勢を
整えてから作業をおこなってください。 作業者が適切な
予防措置をとることで、キックバック反力やその他の反
動力に適切に対応することができます。
コーナー部分や鋭角なエッジ部分の作業は特に慎重にお
こなってください。 先端工具が材料から跳ね返された
り、材料に引っかかったりしないようご注意ください。
通常、回転中の先端工具はコーナー部分や鋭角なエッジ
部分の作業中、または跳ね返された場合に引っかかりま
す。 これがツールのコントロールを失わせたりキックバ
ック現象が発生したりする原因となります。
歯の付いたソーブレードを使用しないでください。 これ
らの先端工具を使用するとキックバック現象が発生した
り、電動工具のコントロールを失ったりする原因となる
可能性が高くなります。
先端工具は常に材料に向かう方向、つまり切削エッジが
材料から離れる方向 (切屑が飛ぶ方向)に案内してくだ
さい。 電動工具を間違った方向へ動かすと、電動工具の
切削エッジが材料から逸れてしまいます。これにより、
電動工具が送り方向へ引っ張られる恐れがあります。
回転砥石、切断ホイール、高速フライス工具 (TC) 、超
硬金属フライス工具をご使用になる場合には、必ず工作
物を固定してください。 これらのアクセサリーは溝に少
し引っかかっただけでもキックバック現象の発生につな
がることがあります。切断ホイールが引っかかった場
合、これは通常割れてしまいます。回転砥石、高速フラ
イス工具、超硬金属フライス工具 (TC)が引っかかる
と、先端工具が溝から飛び出して、電動工具のコントロ
ールを失ってしまう恐れがあります。
研削作業および切断作業における安全上の注意
研削作業および切断作業における特別な安全上の
注意:
お手持ちの電動工具への使用が認められ、用途に推奨さ
れているアクセサリーのみを使用してください。例え
ば、切断ホイールの側面を使用しての研削作業等は絶対
にお避けください。 切断ホイールはホイールエッジ部分
を使用して切断をおこなうためのものです。側面から横
力がかかると切断ホイールが破壊される原因ともなりま
す。
テーパ型のまっすぐな砥石ビット (ねじ付き)には、正
しいサイズおよび長さを有する、破損のない軸のみを使
用してください。さらに、適切なフランジをお選びくだ
さい。 適切なピンの使用により、折損の危険が回避され
ます。
切断ホイールの回転を阻止したり、過度な負荷を与えた
りしないでください。過度に深い切断はおこなわないで
ください。 切断ホイールに過度の負荷を与えると引っか
かりや回転阻止の原因となり、キックバック現象の発生
や切断工具破損につながります。
回転中の切断ホイールの前方および後方に手を置かない
ようにしてください。 切断中の切断ホイールを作業者の
手から離れた方向に移動させると、キックバック現象が
発生した際に電動工具と回転中のホイールが作業者の方
向に飛んでくることがあります。
切断ホイールが引っかかったり作業を中断したりする際
には、電動工具のスイッチを切り、電動工具を持ったま
まホイールが停止するまでお待ちください。キックバッ
ク現象発生の原因となることがありますので、回転中の
切断ホイールを切断面から引き出さないでください。 引
っかかりが生じた場合にはこの原因を確認し、対処して
ください。
電動工具が材料内に挿入されている間は、絶対に電動工
具を再起動させないでください。必ず切断ホイールの回
転が最大回転数に達してから、切断作業を慎重に再開し
てください。 これを怠るとホイールの引っかかりが生
じ、ホイールが材料から跳ね返されたりキックバック現
象が発生したりする原因となります。
板材や大型の材料を切断する際には必ずこれらを支持材
で支え、ホイールの引っかかりによるキックバック現象
の発生を抑えてください。 大型の材料は自重により湾曲
することがあります。このような材料を切断する場合に
はホイールの両側、切断ホイール付近および材料の端を
固定する必要があります。
既存の壁または目に見えない部分に 『ポケット切断』を
行なう際には、特に慎重に作業をおこなってください。
切断ホイールでポケット切断中にガス管、水道管、電線
またはその他の物体を切断し、キックバック現象を発生
させる原因となることがあります。

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