5.1 チューブの組立と取付
注意
チューブの不適切な取付による危険
チューブの破損による転倒の危険
► チューブを万力で直接挟まないでください。
► チューブを短く切る際は、必ずパイプカッターを使用してください。
注意
チューブの不適切な組立による危険
負荷により義足パーツが破損し、転倒する危険性があります。
► チューブは、取付ける義足パーツ側の奥まで完全にスライドさせま
す。
注意
ネジの不適切な取付けによる転倒の危険
ネジの破損または緩みによる転倒の危険
► ネジを拭き、きれいにしてから取付けてください。
► 指示されたトルク値に従って取付けてください。
► 安全なネジの取付に関する指示をよく読み、適切な長さのネジを使用
してください。
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必要な工具と材料
710D4 トルクレンチ、719R3 チューブカッター、718R1 チューブバリ取
りカッター、脱脂性クリーナー (アセトンなど)
1) チューブカッターを使用して
チューブを切ってください (図5)。
2) バリ取りカッターを使用して慎重にチューブ切り口の内側と外側のバリ
取りを行います (図3)。
3) 止めネジを2 回転させて緩めます (図4 - 2)。
4) 組立前に、脱脂性クリーナー (アセトンなど) を使用して、チューブクラ
ンプアダプターの挿入口内側とチューブ外側を拭きます。
5) チューブを少し回転させながら、クランプアダプター内に5 mm ほど挿
入します。
6) チューブごとクランプアダプターを持ち、垂直に立てて作業台の上に置
きます。
7) チューブがクランプの底に達するまでスライドさせて挿入します。
8) トルクレンチを使用して止めネジを締めます (最終組立用: 5 Nm - 図
6)。
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(図 2)、装着者の測定寸法に合うように