取扱説明書
2.5. 安全に関する注意
1. 使 用前に、 本機器の正しい作動ならびに目視によるダメー
ジの有無を確認してください。
2. フ ァイバー光学ライトガイドは殺菌されていない状態で提
供されているので、 患者への接触前に殺菌してください。
3. 機 器が誤作動する場合、 使用を即座に止めて、 この取扱説
明書内の章「トラブルシューティング」を参照して
ください。 問題が解消されない場合は、 できるだけ早く弊
社サービスセンターへご連絡ください。
4. 製 造者(Coltène)からの許可なく して本製品を修理、 分解あ
るいは改造してはなりません。 その場合、 製品保証は消滅
します。
5. ハ ンドピースを、 オートクレーブに適応していません。 乾
熱、 高圧蒸気、 不飽和化学蒸気などの浸漬、 加熱による殺
菌処理を、 ハンドピースに施さないでください (ファイバー
光学ライト ガイドおよびライト シールドは、 オートクレーブ
で殺菌処理することができます) 。
6. 警告 : バリアスリーブを使用すると、 光源出力が 5 ~ 10%
減少します。 S.P.E.C. 3® LED カーリング ライトの出力は高い
ため、 実質的には、 硬化への影響はあまりありません。
警告 : 酸素や亜酸化窒素など、 引火性が高い混合麻酔ガスや酸化
性物質が存在する場所での、 本機器の使用には、 十分注意してく
ださい。 この製品が点火の原因となり、 発火する恐れがあります。
警告 : 光線を、 直接、 裸眼で見ないでください。 本機器の使用時に
は、 患者、 臨床医、 アシスタントは、 目を保護するために、 必ずオレ
ンジ色の UV 保護メガネを着用してください。 網膜が損傷を受け
る恐れがあります。
警告 : 口腔軟組織を、 接近して、 光源にさらさないでください。 火傷
の危険があります。 ライト ガイド先端と軟組織の間に、 常に安全
な間隔を確保してください。
警告 : S.P.E.C. 3® LED カーリング ライトを、 歯肉組織に接近して、
標準モードで使用している場合、 20 秒以上、 組織を光源にさらさ
ないでください。 軽度の火傷の危険があります。 長い硬化時間が
必要な治療の場合は、 デュアル キュア (複合あるいは接着) 製品
の使用を検討してください。 ハイ パワー モードの放射照度出力
は、 1600 mW/cm² です。
JP
警告 : 3 K モードで使用している場合、 9 秒以上、 軟組織を光源にさ
らさないでください。 火傷の危険があります。 長い硬化時間が必要
な治療の場合は、 デュアル キュア (複合あるいは接着) 製品の使用
を検討してください。 3K の放射照度出力は、 3000 mW/cm² です。
警告 : バリアスリーブを使用すると、 光源出力が 5 ~ 10% 減少し
ます。 S.P.E.C. 3® LED カーリング ライトの出力は高いため、 実質的
には、 硬化への影響はあまりありません。
警告 : バリアスリーブを再使用しないでください。 各患者ごとに、 必
ず取り替えてください。 清潔なバリアスリーブを使用してください。
2.6 環境保護
この機器には、 使用済み電気/電子機器(WEEE)に関する欧州指針
2002/96/ECに基づいたラベルが貼り付けられています。 この指針
は、 欧州全体を通して使用可能な機器の処分およびリサイクリン
グの外郭を規定しています。 製品上あるいは製品に同封の書類上
の記号は、 本機器が家庭ごみとして処分できないことを示してい
ます。 本機器はその代わり、 電気/電子機器のリサイクリング収集場
所に引き渡すことができます。
III パーツと説明書
包装から部品を取り出す際には、 包装の内容物がすべて良好な状
態であることを確認してください。 部品が不足していたりあるいは
損傷している場合には、 迅速な解決のために納品業者にできるだ
け早く ご連絡ください。
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