塩素センサと pH センサは、パネルに取り付けられた各フロー・セルに格納されています。これらの
フロー・セルは直列接続されています。フロー・セルは、センサと試料が接した状態を保つととも
に、システムが動作していないときにセンサが乾燥するのを防止します。図 1、図 2、図 3
テムとフロー・セルの全体図を示しています。
各センサは、パネルに取り付けられたゲートウェイ経由で変換器に接続されます。ゲートウェイは、
センサからのアナログ信号を、 変換器で使用されるデジタル信号に変換します。変換器はデジタル信
号を、塩素、pH、および温度の測定値に変換し、測定値をディスプレイに表示します。変換器は、セ
ンサとデジタル・ゲートウェイに電源を供給します。
変換器は、測定値が指定の値を上回った場合、または下回った場合に、警報状態または警告を発する
ように設定できます。変換器の警報については、変換器の取扱説明書を参照してください。
注 : システムが動作していないときのセンサの保管方法については、センサの取扱説明書を参照してください。
分析計の装置構成には、測定試料オプション (pH センサなし) と pH オプションの 2 つがあります。
試料オプションは、取り付けパネル、塩素センサとフロー・セル、pH フロー・セル (センサなし)、
フロー・センサ、デジタル・ゲートウェイ、変換器で構成されます。pH オプションには、この構成
に加えて pH センサが含まれています。
フロー制御バルブは、試料の流量を制御します。センサを正しく動作させるためには、流量を 30 ~
50 リットル/時で一定に保つことを推奨します
の流量が十分な場合は、フロー・センサの 1 つの LED が点灯します。LED が点灯していない場合
は、 点灯するまで流量を調整する必要があります。LED が点灯している限り、 流量を正確に調整する
必要はありませんが、流量は仕様範囲内で一定に保たれている必要があります。
図 1 システムの全体図
1 変換器
2 ゲートウェイ
3 塩素センサ・ケーブル
4 pH センサ (オプション)
5 サンプル・ドレイン
6 pH フロー・セル
(図 1
参照)。最適な流量は 40 リットル/時です。試料
7 試料入口
8 バルブ、注入停止用 (ユーザーが用意)
9 塩素フロー・セル
10 フロー・センサ・ケーブル
11 塩素センサ
に、シス
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