140331
24. 縫いにおける現象と原因・対策
現象
1. 糸切れ
2. 目とび
原因
1 糸の質が悪い
2 糸が針に比べ太い
3 針の熟による溶触切れ
4 糸張力が強すぎる
5 針,ルーパー,針板,針受け,
糸道の傷
6 二度掛けによるもの
1 針糸目とび
※ 縫い目が二針崩れる
(ルーパーが針糸をすくわない時
に起こる)
2 下糸目とび
※ 縫い目が二針崩れる
針
ルーパー
(糸三角の中に針が落ちない時に
起こる)
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良質の糸を使用する。
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適当な針、 又は糸を変える。
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(化繊糸の時に起きる)
エスレンを使用する。
「11. 針の取り付け方」参照
縫い速度を下げる。
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糸調子ナットをゆるめる。
「8. 糸調子について」参照
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油砥石やバフで磨く。
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天秤レバーを利かせる。
「20. 天秤レバーの位置について」参照
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ルーパーのすくい量を確認する。
「17. 針とルーパーの関係」参照
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ルーパーと針のスキマを確認する。
「17. 針とルーパーの関係」参照
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針とルーパーのタイミングを確認する。
「17. 針とルーパーの関係」参照
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中間糸案内位置を調節する。
「21. 中間糸案内について」参照
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糸によっては天秤レバーを利かせる。
「20. 天秤レバーの位置について」参照
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針の取り付け方は正しいかを確認する。
「11. 針の取り付け方」参照
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針受けの位置とタイミングを確認する。
「18. 針受け及びループガイド」参照
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糸の通し方を確認する。
「6. 上糸の通し方」 , 「7. 下糸の通し方」参照
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ルーパーのすくい量を確認する。
ルーパーと針のスキマを確認する。
「17. 針とルーパーの関係」参照
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下糸カムのタイミングを見る。
「19. 下糸カムについて」参照
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下糸張力を少し強める。
「8. 糸調子について」参照
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糸の通し方を確認する。
「6. 上糸の通し方」 , 「7. 下糸の通し方」参照
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対策