2. システムのセットアップ
2.2 ハードドライブの交換
ドライブが故障すると、対応するHDD LED(AまたはB)がゆっくり点滅します。RAIDモードが非RAIDに設定
されている場合、HDDは単にアクセスできなくなります。1台のドライブにのみ故障が生じ、RAIDモードが
RAID1に設定されている場合、まだデータにアクセスできますが、継続的に適切なバックアップとデータの
安全を保証するために故障したドライブを直ちに交換することを強くお勧めいたします。複数のドライブが
同時に故障するか、またはRAIDモードがRAID0に設定されると、データは失なわれ、ドライブを交換するま
ではシステムにアクセスできません。
2.2.1 非RAID
1. HDD LEDをチェックします。故障のあるドライブに対応したLEDはゆっくり点滅します。
2. 電源をオフにしてから、故障したドライブを取り替えます。
3. 電源をオンにします。対応するLEDは再びグリーンに点灯します。
4. 新しいドライブをフォーマットします。
2.2.2 RAID 0
1. HDD LEDをチェックします。故障のあるドライブに対応したLEDはゆっくり点滅します。
2. 電源をオフにしてから、故障したドライブを取り替えます。
3. 電源をオンにします。対応するLEDは再びグリーンに点灯します。
4. RAIDスイッチ上のボタンを押して、現在のRAIDモードを確定します。
5. ドライブをフォーマットします。
2.2.3 RAID 1
1. HDD LEDをチェックします。故障のあるドライブに対応したLEDはゆっくり点滅します。
2. 電源をオフにしてから、故障したドライブを取り替えます。
3. USBケーブルのプラグが挿してあり、コンピュータに接続されているのを確認します。
4. 電源をオンにして、約30秒間システムが始動するのを待ちます。
5. 新しいハードドライブをインストールします。
6. ソースドライブのLEDが早く点滅し始め、複製先ドライブのLEDがゆっくり点滅し始めます。 これは、
現在RAIDアレイを再構築中であることを示します。
7. ドライブ容量によっては、RAIDアレイの再建には数時間かかります。 データが回復したとき、
LEDはグリーンで点灯します。
注意
再構築の処理中は、電源を切らないようお勧めしますが、処理が中断されても電源が再度オンになると、
データ再構築が続行されます。
2.3 コンピュータとの接続
お持ちの外付けストレージドライブのご使用には以下のいくつかの注意とメモにご留意ください。
• 水や多湿の状態に製品をさらさないでください。
• エンクロージャーの通気口を覆わないでください。
• 装置を接続する前に、ハードドライブをインストールして、必要なRAIDモードを設定します。
• ドライブを安全に取り外し、いずれのデータも消失しないよう、外付けハードウェアのための適切な手順に
いつも従ってください(例:取り外し前にドライブをイジェクトする)。
• コンピュータが2TBを超える容量にアクセスするには、ハードウェアとOSの両方が大容量をサポートする
機能を必要とします(例:Windows VistaまたはMac OS10.4またはそれ以降)。
• コンピュータがスタンバイモードに入る時、外付けエンクロージャー内のハードドライブの回転が止まりま
す。
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