JA
1ピースシリーズ使用説明書
Proxima®、 Proxima®+、 Proxima®Border、 Almarys®Optima
の説明および使用目的 :
Proxima®、 Proxima®+、 Proxima®Border、 Almarys®Optima
は、 消化器ストーマおよび尿路ストーマを有するオストメイ ト
(ウロストメイト) 用の1ピースストーマパウチです。
- - - 消 化器ストーマ用にガスの脱臭と排出のための統合さ
れたフィルターにより封鎖されます。
- - - 消 化器ストーマ用に、 接着ソフトクランプまたは再使用
可能な硬いクランプと密度の高い流出液の排出を可能
とする大型排出スリーブにより排出可能にします。 排出
可能なパウチは、 フィルター付きでも、 フィルターなしで
も利用可能です。
- - - 尿 路ストーマを有するオストメイト (ウロストメイト) 用
の、 夜間用バッグに接続可能な排水タップ (H-I-J) により
排水可能です。 *-
Proxima®、 Proxima®+、 Proxima®-Border、 Almarys®-Optima
は、 B.Braunストーマケア付属品と併用できます。
使用目的および適応:-
本品は、 消化器ストーマまたは泌尿器ストーマを有する患
者が大便または尿を採取し貯留することを目的します。 本品
は、 皮膚または粘膜に病変がある場合や、 病変や創傷により
変化する場合での使用を目的とする製品ではありません。
クローズ型パウチは、 おもに結腸ストーマに使用されます。
ドレイン型パウチは軟便または液状の大便のある結腸スト
ーマおよび直腸ストーマに使用され、 および尿路ストーマ
用のUroパウチがあります。
臨床上の利点および性能:- ストーマ装具により、 便失禁や
尿失禁に対応することができます。
対象患者 : -消化器ストーマおよび尿路ストーマを有する成
人、 4歳を上回る小児を含む。
禁忌:
P r o x i m a ® 、 P r o x i m a ® + 、 P r o x i m a ® B o r d e r および
Almarys®Optimaの使用に関して、 特記すべき禁忌はあり
ません。
クローズ型パウチのProxima®およびProxima®+については、
液状の大便のある結腸ストーマでの使用を推奨しません。
残余リスクまたは副作用:-
Proxima®、 Proxima®+、 Proxima®-Border、 Almarys®-Optima
の使用中にストーマ周囲の皮膚合併症が生じる可能性が
あります。
ドレイン型パウチの使用中にフィルターを通した漏出が生
じる可能性があります。
1. 皮膚部の準備
取り付け前に手指を洗浄します。
ぬるま湯を用いて、 ストーマ周辺部をやさしく洗ってくださ
い。 ベースプレートの接着を妨げるおそれがあるエーテル、
アルコール、 その他の外用製品の使用は避けてください。
柔らかい布で皮膚面をていねいに拭きます。
2. パウチ (クローズ型およびドレイン型)の貼り付け
ドレイン型パウチでは、 排出口を閉じます。 :
- 接着クランプの付いたドレイン型パウチ:粘着ストリッ
プから剥離紙をはがして開始します(粘着部分に指を
付けないように注意してください) 。 接着クランプを開
口部の中心に置き、 貼り付けます(パウチの外面側で、
皮膚側ではありません)。 クランプと排泄口との間の幅
は、 クランプの幅と等しくなければなりません。 (E)。 クラ
ンプを使用してスリーブ先端を4回折り、 排出口を後ろ
向きに折り曲げます(F)。 完全な封鎖を確実にするため
にクランプの先端を固く絞ります(G)。
- 硬いクランプ付きのドレイン型パウチ (Proxima+参照の
み) : ラッチを押してクランプを開きます。 クランプの薄い
曲った部分を排泄口(K)のプラスチック部分に置き、 フィ
ルムを上に折り曲げて、 次にクランプを閉じます(L-M)。
必要に応じて、 硬いクランプを使用してください (別途注文
する場合 : ref.-F00727) 。
- ドレイン型-Uro-パウチ : タップを時計回りに回転させて
排出口が閉鎖されることを確認します(I)。
- 18 -