5 LCS ツール
図 26 合計出力一定制御制限が無い場合の売電運転
A
パワーコンディショナ
B
Inverter Manager
C
負荷
D
系統
E
系統連系点
F
Power Analyser UMG 604-PRO、Janitza
electronics GmbH 製
G
Modbus TCP
H
交
5.2.8 外部ストリングオプティマイ
ザーを使用する運転の設定
外部ストリングオプティマイザーを使用してパ
ワーコンディショナを運転する場合、内部 MPP 追
従機能を無効にして、ある一定の DC 入力電圧を
指定しなければなりません。
手順:
1. LCS ツールを起動します。
2. [ Installer]してログインします。
3. [ Setup]メニューを開きます。
4. [Inverter DC Voltage Constant Mode] の [Operation
mode] で [On] を選択します。
5. [ Save]を選択して、変更を保存します。
166
IMVIOBOX-IA-xx-19
5.2.9「Q on Demand 24/7」の有効化
パワーコンディショナのセルフテスト
「Q on Demand 24/7」機能が有効になってい
る場合、パワーコンディショナのセルフテ
ストをパワーコンディショナの起動に十分
な太陽光発電エネルギーがある時間に設定
する必要があります。太陽光発電エネル
ギーが十分になく、パワーコンディショナ
を起動できない場合、セルフテストは行わ
れません。
ヒント: 「Q on Demand 24/7」機能が有効に
なっている場合、セルフテストの時間を設
定することで、日中にパワーコンディショ
ナのセルフテストが行われます(173 ページ
の 5.2.14 章を参照) 。
「Q on Demand 24/7」機能を利用すると、パワーコ
ンディショナが売電運転中かに関係なく無効電力
を供給できるようになります。無効電力の目標値
は、系統コードの設定で指定します。
手順:
1. LCS ツールを起動します。
2. 一覧から、希望する SMA Inverter Manager を選
択します。
3. [ Installer]してログインします。
4. [ Setup]メニューを開きます。
5. [Basic Settings] エリアの [Inverter Parameter] で、
[5: Qext] を選択します。通常、この設定は無
効電力の給電に適用されます。
6. 必要に応じて、[Yes] を選択して試運転調整報
告書を発行できます。
7. [Basic Settings] エリアの [Inverter Parameter] で、
[0: Q@Night] を選択します。
8. [ Save]を選択して、変更を保存します。
SMA Solar Technology AG
設置説明書