Hach NT3100sc Manual Del Usuario página 95

2.2 イラストで使用されているアイコン
メ－カ－ 供給部品
2.3 使用目的
NT3100sc および NT3200sc プローブは、水処理専門業者が処理場の都市下水、地表水、未処理水、
処理済み飲料水に一貫して低レベルの硝酸塩と亜硝酸塩が含まれていることを確認するために使用
することを目的としています。硝酸塩と亜硝酸塩のレベルが低いと、水毒性への暴露を防いだり、規
制への準拠を確保したりできます。
2.4 動作原理
水に溶解している硝酸塩は、250 nm 以下の波長の紫外線を吸収します。硝酸塩と亜硝酸塩が紫外線
を吸収することを利用して、 試薬なしで溶解した硝酸塩と亜硝酸塩を光度計で測定できます。センサ
ーは直接媒体に入れます。測定原理は不可視紫外線の分析に基づいているため、 媒体の色は測定に影
響を与えません。
2.5 製品概要
NT3100sc プローブを使用して硝酸塩の濃度を測定し、NT3200sc プローブを使用して硝酸塩と亜硝
酸塩の濃度を測定します。図 1
プローブは都市下水処理場の活性汚泥槽、地表水、未処理水、処理済飲料水、廃水処理場の出口で使
用します。ポンピングとコンディショニングは必要ありません。プローブを直接媒体に入れます。
注 : 媒体中での直接測定が不可能な場合や、ろ過した試料を測定する必要がある場合 (TS 含有量が非常に高い、下
水処理場の入口や廃棄物処理場の浸出液など ) は、フロースルーユニットを使用します。
電源供給、操作、データ収集、データ送信、診断のために、プローブを SC 変換器に接続します。SC
変換器の概要については、別途、取扱説明書を参照してください。
プローブには、 濁度補正付きのビーム吸収光度計が搭載されています。内蔵のワイパーが測定ウィン
ドウを機械的に洗浄します。
注 : 汚泥モードを有効にすると、 プローブで活性汚泥を測定するときに行われる濃度測定の回数が増えます。汚泥モ
ードが有効な場合、さまざまな有効組成を補正するために複数の測定が行われます。
溶存硝酸塩および亜硝酸塩、溶存有機物および粒子は光を吸収するため、測定吸光度値に影響を与え
ます。プローブはこの濁度干渉を調整します。ただし、 これらの化合物の組み合わせによっては過度
に光を吸収する場合があります。そのため、センサーに十分な光が伝わらないと、不正確な測定にな
ります。正しいパス長のプローブを選択してください。
• 5 mm パス — 飲料水排水、三次 (ろ過) 廃水、澄んだ工業用水など、きれいで澄んだ水の用途
• 2 mm パス — 汚水混合液、廃水 BNR システム、二次廃水排水、生飲料水など、汚れて濁った水の
用途
• 1 mm パス — 4000 mg/L TSS を超える廃水など、固形分や汚泥の多い用途
塩および/または亜硝酸塩を多く含む工業用水
注 : 製造元では、 NO –N
2
を推奨しています (NT3200sc のみ ) 。マトリクス校正により、不要な溶存有機物による光吸収の影響を低減できま
す。 マトリクス校正 102
4
TSS 値は推奨値であり、廃水の物質に基づいています。
必須のアクション
を参照してください。
と NO –N の混合濃度を正しく測定するために、操作前にマトリクス校正を実行すること
3
ページ を参照してください。
工具を使用しない 逆順におこなう
4
固形分が多く、硝酸
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