測定終了後は、集塵器の電源を再度入れ、最小流量を超えていないかどうか確認し、再び正しい動作が
できるようにしてください。
⇒ 不具合が解消され、最小流量を再び上回った後で作業を再開してください。また、マルチワークベン
チ集塵ユニットでは、不具合が解消されるまで、接続されているすべての吸引ポイントで作業を中断
する必要があります。
5.2
チェック機能
日、作業を開始する際に、4�5項および4�6項に記載されているSILENTフローセンサーの機能を確認して
ください。
6
清掃/メンテナンス
本機には、メンテナンスを必要とする内部部品はありません。
6.1
清掃
電源プラグを抜いてください !
本機のお手入れは、湿らせた布で外側だけを拭いてください。
溶剤系、研磨剤系の洗浄剤は使用しないでください。
6.2
サクショントンネルの清掃
本体内部は1年に1回清掃する必要があります。
電源プラグを抜いてください !
圧縮空気は使わないでください!圧縮空気は、繊細な計測機器に回復不能な損傷を与えます。堆積した
埃を吹き飛ばすために圧縮空気を使用することは、一般的に認められていません。
⇒ インレットノズルとアウトレットノズルからエンドブッシングを引き抜きます。
⇒ 吸込口と吐出口のネジを外し、乾いた布で拭き取ってください。
⇒ 乾いた布やボトルクリーニング用のブラシを使って、吸引トンネルを掃除してください。
⇒ インレットノズルとアウトレットノズルをSILENTフローセンサーに止まるまで再度完全にねじ込みま
す。
⇒ 回転させながら、サクションホースの両端のエンドブッシュを、停止するまで吸入 吐出ノズルに挿入
し直してください。
6.3
測定機器の有効性
測定装置の有効性は、4�5 章および 4�6 章で述べたように毎年確認してください。
7
トラブルシューティング
エラー
警告音が鳴っている。
吸引力全開時の流量が警
告しきい値より大きいに
もかかわらず、警告音が
鳴る。
原因
• 安全に作業ができるように
流量に定められたしきい値
に達していない。
• SILENTフローセンサーを通
過する流れの方向が違う。
• 吸引レベルの高いものを選択する。
• 作業を中断する。
• 吸引経路を確認し、詰まりを取り除く。
• 集塵ユニットを確認し、フィルターを清掃する。5�1 章も参
照。
• 接続パーツに貼られたラベルを確認する。
• 吸引口からつながるサクションホースをインレットノズル(IN)
に接続する。
• 集塵ユニットにつながるサクションホースを、排出ノズル
(OUT)に接続する。
- 9 -
是正措置
ja