屈曲角度の調整
1) リリースボタンを上にスライドさせて任意の位置で保持します。
2) 調整ホイールを回し、スライダーを1.屈曲または2.伸展の希望する角度に合わせます。
3) リリースボタンを離して、選択した位置でロックします。 注意! 装具の両側とも同じ設定に
なっていることを確認してください。
5.3 適用・装着方法
注意
誤った装着または過度な締め付けによる危険
不適切あるいは過度に締め付けた状態で装着すると、局所的に過剰な圧迫が加わり、血行障害
やしびれなどが発生するおそれがあります。
製品が正しく装着されているか確認してください。
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注記
摩耗または破損した製品を使用した場合の危険
効果が充分発揮されない場合があります
毎回使用する前に、正しく機能すること、磨耗や破損がないことを確認してください。
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正しく機能しない場合や、摩耗や破損がある場合には、使用を中止してください。
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装具のストラップベルトを全て外します。
1) 大腿パッドとふくらはぎパッドを脚に巻き付け、脚正面の面ファスナーで閉じます。
2) 装具の側面を膝蓋骨の真ん中くらいの高さに配置し、支柱後ろの面ファスナーでパッドを固
定します。
3) この手順を装具内側でも繰り返します。 注意! 両側の支柱が平行になり、内側と側面の継手
が同じ高さになるよう調整してください。
4) ストラップガイドループに沿ってストラップを配置します。まず下のストラップを閉じてか
ら膝蓋骨上を閉じます。面ファスナーが重なりあっていることを確認してください。
→ 装具はしっかり装着する必要がありますが、快適に装着できます。
5.4 仮合わせ
► 装具が適切に装着されていることを確認してから装着者に渡してください。
► 膝関節装具は、膝蓋骨の真ん中くらいの高さに配置するか、Nietertに準拠して膝回転軸に合
わせて配置します。
5.5 取り外し
► 装具を外すには、支柱は外さずに、ストラップとパッドを外します。こうすることで再調整
する必要がなくなります。
6 お手入れ方法
注記
不適切な洗剤の使用による破損の危険
不適切な洗剤を使用すると破損する危険があります。
指示通りの洗浄剤使用してください。
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装具のお手入れは定期的に行なってください。
パッド
1) 装具からパッドを外します。
2) パッドは、市販の中性洗剤を使用して30 °Cの温水で手洗いします。充分にすすいでくださ
い。柔軟剤を使用しないでください。
3) 自然乾燥させます。火や熱に直接さらさないでください(直射日光、暖房、または放熱器な
ど)。
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