装具機能を最適にご利用いただく ために - FIOR & GENTZ NEURO MATIC Manual De Instrucciones

Tabla de contenido

Publicidad

Idiomas disponibles
  • ES

Idiomas disponibles

  • ESPAÑOL, página 76
13. 装具機能を最適にご利用いただく ために
問題
システム関節がロ
ックしない。
システム関節が意
図せずに、 少し屈
曲した位置でロッ
クする。
原因
患者の歩幅に十分な長さがないと、 床面に
最初に接するのが踵ではなく、 足底全体に
なってしまいます。 よって底屈が開始せず、
システム関節がロックしません。
患者が上体を前に傾けすぎると、 膝が補償
的屈曲位置になり、 床面に最初に接するの
が踵ではなく、 爪先や足底全体になってし
まいます。 よって底屈が開始せず、 システム
関節がロックしません。 これは、 松葉杖や歩
行器、 平行棒などの整形外科用器具に依存
している患者によく見られる特性です。
使用されている脚の長さの補償が不十分
だと、 床面に最初に接するのが踵ではなく、
爪先や足底全体になってしまいます。 よっ
て底屈が開始せず、 システム関節がロック
しません。
ワイヤが短すぎます。
ケーブルカバーが引っ張り出されてい
ます。
伸展ストッパーダンパーが長すぎます。 踵
接地の直前、 システム膝関節の上側部分と
下側部分の間で、 腹側に明らかな隙間が見
られます。
患者の脚が、 高いモーメントで伸展してい
ます。 踵が床面に接する前に脚が完全伸展
になると、 下腿が伸展ストッパーに当たっ
て反発し、 少し屈曲した位置になります。 踵
接地の直前、 システム膝関節の上側部分と
下側部分の間で、 腹側に明らかな隙間が見
られます。
解決策
患者の歩行訓練を行ってくだ
さい。
歩行訓練を行ってください。
患者に、 できる限り直立姿勢
で歩く ように指導します。
使用されている脚の長さの
補償を修正してください。
長いワイヤを取り付けてくだ
さい。
ケーブルカバーをケーブルカ
バー管に挿入し直し、 基本的
アライメントをチェックしてく
ださい。
伸展ストッパーダンパーを切断
してください。
歩行訓練を行ってください。
患者に、 調和した自然な遊脚
段階を指導します。 遊脚終期
には、 踵は床面に接する間際に
なっているべきです。
141

Publicidad

Tabla de contenido
loading

Tabla de contenido