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ステアリングリング(20)を残圧に抗して押し下げ、セーフティキャッチ(3)を解
放します。セーフティキャッチを水平位置にセットします。コラムを完全に伸ばしま
す。
シュレーダーバルブキャップ(21)を使用して、0.15 ~ 0.20 bar(2 ~ 3 psi)刻み
で慎重に減圧し、荷重を正しくバランスさせます。正しく加圧されたペデスタルは、
オンショットストローク全体のどの位置へも最小の力で荷重を動かすことができ、ス
テアリングリングを離したときにその位置が維持されるようにバランスを保つことが
できます。
警告 !: シュレーダーバルブキャップ(21)は、重要な封圧材です。必ずキャッ
ペデスタルの使用
高さの調整
下段部
昇降チューブ (5) は、ペデスタル高さ調整機構の下段を構成しており、434 mm (17.1 インチ )
の可動範囲があります。ペデスタルに荷重が搭載されている際の昇降がしやすいよう加圧さ
れています。高さの調整は、以下のように行います。
上段部 (4) を下げ、セーフティキャッチ(3)をかみ合わせます。
ステアリングリングを保持して荷重の重量を支え、赤いノブを反時計回りに回してボ
トムクランプ (18) をゆるめ、下段部が自由に動くようにします。
ステアリングリングを使ってコラムを必要な高さにセットし、ボトムクランプ (18)
を締めます。
上段部
コラム上段部のオンショットストロークは 410 mm(16.1 インチ)で、ステアリングリングを
上下することによって、バランスを保ったまま荷重をこの距離の中で移動させることができ
ます。
ペデスタルには、上段用のクランプ (19) が付いています。高さを固定して操作を行う必要が
ある場合、このクランプを用いて上段部を定位置に保持することができます。クランプを効
かせる場合はクランプレバーを時計回りに回し、解放する場合には反時計回りに回します。
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プを元に戻し、指先でネジを締め付けてください。