5 LCS ツール
5 LCS ツール
パワーコンディショナと Inverter Manager は、サー
ビスツール(LCS ツール)を使って試運転調整を
行う必要があります。パワーコンディショナを系
統に接続して給電を開始する前に、試運転調整が
必要です。
LCS ツールは最新バージョンをお使いになること
をお勧めします。LCS ツールは、
www.SMA-Solar.com からダウンロードできます。
LCS ツールに必要なハードウェアの条件は次のと
おりです。
TM
• Windows
7 以降を搭載した PC
• 1 GB のハードディスク容量
• 2 GB の RAM
LCS ツールは、PC のローカルドライブにインス
トールする必要があります。PC は、ルーター
(推奨:DHCP)を介して、Inverter Manager の LAN
1 ポートに接続する必要があります。
図 8LCS ツールによる試運転調整
A
LCS ツール
B
ルーター(推奨:DHCP )
C
Inverter Manager
D
Sunny Tripower 60 / Sunny Highpower 75
E
LAN 1
F
LAN 2
G
Power Analyser UMG 604-PRO、Janitza
electronics GmbH 製
H
Sunny Tripower Storage 60
I
バッテリー
128
IMVIOBOX-IA-xx-16
情報
Inverter Manager の LAN 1 ポートには、この
ポートに接続している DHCP サーバーに
よって、IP アドレスが割り当てられなけれ
ばなりません。
IP アドレスは、Inverter Manager に手動で割り
当てることができます。
LCS ツールを実行する PC は、Inverter
Manager と同じサブネットにある IP アドレ
スを持っていなければなりません。
Inverter Manager に、システムネットワーク
の 192.168.4.0/24 の範囲にある IP アドレス
を割り当てることはできません。
LAN 2 ポートは、パワーコンディショナおよ
びバッテリー内蔵システムとの接続専用で
す。
5.1 試運転調整
1. LCS ツールを起動します。LCS ツールが検出し
た Inverter Manager を示す画面が開きます。
LCS ツールがすべての Inverter Manager を検出
するのに数分かかる場合があります。
2. 検出されたすべての Inverter Manager が画面に
リストされます(図 9 を参照) 。設定したい
Inverter Manager をクリックして、ウィザード
を起動します。クリックした Inverter Manager
で認識されたパワーコンディショナがすべて
表示されます。パワーコンディショナが試運
転調整されていない(系統連系要件が割り当
てられていない)場合は、青い四角で当該の
ソフトウェアバージョンが表示されます。
SMA Solar Technology AG
設置説明書