Hilti PS 1000 Manual De Instrucciones página 211

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2 製品の説明
2.1 用途
PS 1000 X ー Scan は、 コンクリート構造物内のスキャ
ン対象の位置測定のためのものです。
2.2 使用場所の制限
本体は、 8 章で言及している基準および規格の要求事項
を満たしています。
3 安全上の注意
3.1 一般安全注意事項
警告事項! 安全上の注意および指示事項をすべてお
読みください。 安全上の注意および指示事項に従わな
い場合、 感電、 火災、 重度のけがをまねく恐れがあり
ます。 安全上の注意と取扱いに関する指示はすべて保
管し、 いつでも確認できるようにしておいてください。
a) 本体は、 あらかじめ許可を受けることなく軍事施
設、 空港および無線航空宇宙関連施設の近辺で使
用することはできません。
b) 本体は子供の手の届かない所に置いてください。
作業場には関係者以外の人を立ち入らせないでくだ
さい。
c) 本体のスイッチをオンにした後に表示ディスプレ
イを点検してください。 表示ディスプレイにヒ
ルティのロゴと本体の名称が表示されねばなりま
せん。 その後表示ディスプレイに免責事項に関す
る表示が現れます、 現在のプロジェクトでメインメ
ニューにアクセスするためにこの内容に同意する必
要があります。
d) ペースメーカー使用者の近くでは本体を使用しない
でください。
e) 妊婦の近くでは本体を使用しないでください。
f)
測定条件が急激に変わる場合、 測定結果に誤りが
生じることがあります。
g) 本体を医療機器の近くで使用しないでください。
h) 本体によってスキャン対象が検出された位置に穿孔
を行わないでください。 穴の径を考慮して常に適切
な安全係数を見込んで計算してください。
i)
常に表示ディスプレイの警告メッセージに注意して
ください。
j)
測定結果は、 特定の周囲条件の影響を受けること
があります。 測定結果に影響を及ぼす条件として
は、 強力な磁場または電磁場を発生させる機器の近
辺、 水分、 金属を含む建設資材、 アルミニウムで
覆われた断熱材、 層構造、 空隙部のある構造物およ
び導電性のある壁布あるいはタイルなどが考えられ
ます。 このため、 構造物で穿孔、 切断あるいはフ
ライス加工を行う前に、 他の情報源 (建築設計図な
ja
ど) も確認してください。
k) 周囲状況を考慮してください。 火災や爆発の恐れが
あるような状況では、 本体を使用しないでくださ
い。
208
Printed: 22.12.2017 | Doc-Nr: PUB / 5310430 / 000 / 02
床面/壁面レーダー装置を使用する前に、 測定場所付
近に影響を受けやすい無線システムや無線施設 (航空
レーダー、 電波望遠鏡など) が存在しないことを確認し
てください。 これらのシステム/施設は、 各国の所轄
官庁により無線サービス業者として認定された者によ
り運用されている場合があります。 測定場所付近にこ
れに該当するシステム/施設が存在する場合は、 測定
を開始する前に現場での床面/壁面レーダー装置の使
用について許可を得るために、 それらの運用者と話し
合いを行ってください。
表示ディスプレイは常に読み取り可能な状態に保っ
l)
てください (例えば、 表示ディスプレイを指でつか
んだり、 汚したりしないでください) 。
m) 故障した本体は決して使用しないでください。 ヒ
ルティサービスセンターにご連絡ください。
n) 測定精度に影響を及ぼす恐れがあるので、 スキャ
ナーの下側とホイールは汚れのない状態に保ってく
ださい。 探査面を清掃します、 必要ならば水また
はアルコールを使用して清掃してください。
o) ご使用の前には本体の設定をチェックしてくださ
い。
p) 本体の搬送は、 必ずバッテリーパックを取り外し
た状態で行ってください。
q) 本体の搬送および保管は、 安全かつ確実な方法
で行ってください。 保管温度は -25°C...+63°C
(-13°F...+145°F) です。
極度に低温の場所から高温の場所に移す場合、 ある
r)
いはその逆の場合は、 本体温度が周囲温度と同じに
なるまで待ってから使用してください。
s)
アクセサリーを使用しての作業の際は、 作業を始め
る前にアクセサリーが正しく取り付けられているこ
とを確認してください。
3.2 作業場の整理整頓
a) 梯子や足場の上で作業を行うときは、 不安定な態
勢にならないように注意してください。 足元を確か
にし、 常にバランスを保ちながら作業してくださ
い。
b) 本体は必ず決められた使用制限内で使用してくださ
い。
c) 各国の定める事故防止規定に従ってください。
d) ホイールは定期的に点検してください、 特にホイー
ルキャップが取り付けられていることを確認してく
ださい。 ホイールキャップがないと、 スキャン距
離測定エラーとなってしまうことがあります。 正し
いスキャン距離は照合用方眼紙を使用してチェック
することができます。
e) 測定の前に、 その都度初期設定とパラメーターの設
定を点検してください。
f)
照合用方眼紙は確実に固定し、 必要ならば規定の
コーナー位置に合わせてコーナーポイントをコンク
リート面にマーキングしてください。

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