検体の分析
1.
CIP最終洗浄水検体
1.1 CIP1検体につきマイクロチューブ1本にラベルを貼付します。
1.2 ラベルを貼付したマイクロチューブに3M 抽出緩衝液800 μLを添加します。
1.3 CIP最終洗浄水検体200 μLを添加します。 15秒間激し く振盪するか、 撹拌機にかけて完全に混合し、 抽出された検体
を採取します。
注 : 抽出された検体のpHは5~10となります。 詳細については 「トラブルシューティ ング」 セクシ ョ ンを参照して ください。
1.4 3M ピーナッツプロテインLFD 1個をパッケージから取り出し、 清潔で乾燥した平らな場所に置きます。
1.5 清潔なピペッ トまたはピペッ トチップを用いて、 1.3で調製した抽出検体100 μLを3M ピーナッツプロテインLFDの検体
ウェルに滴下します。 タイマーを11±1分間に設定して開始します。 「結果の解釈」 セクションに進みます。
2.
環境スワブ検体
2.1 環境スワブ1検体につきマイクロチューブ1本にラベルを貼付します。
2.2 ラベルを貼付したマイクロチューブに3M 抽出緩衝液500 μLを添加します。
2.3 清潔なスワブを取り出し、 チップ全体をマイクロチューブに浸して3M 抽出緩衝液をチップに含ませます。 スワブの先端
をチューブの壁面に軽く押し当てて、 余分な抽出緩衝液を落とします。
2.4 抽出緩衝液を含ませたスワブを取り出し、 表面に対して30°の角度でスワブを把持しながら、 対象表面 (10 × 10 cm)
を検査します。 スワブで対象表面の全体を静かに拭き取ります。 対象表面の上でスワブを方向を変えながら3往復させ
て拭き取ります。
2.5 あらかじめラベルを貼付したチューブにスワブを戻して数度回し、 スワブ表面に残渣があれば3M 抽出緩衝液中に落と
すようにします。 スワブ先端をチューブの中で折り取り、 しっかりとキャ ップを閉じて十分に混合したら、 抽出された検
体を採取します。
2.6 3M ピーナッツプロテインLFD 1個をパッケージから取り出し、 清潔で乾燥した平らな場所に置きます。
2.7 清潔なピペッ トまたはピペッ トチップを用いて、 2.5で調製した抽出検体100 μLを3M ピーナッツプロテインLFDの検体
ウェルに滴下します。 タイマーを11±1分間に設定して開始します。 「結果の解釈」 セクションに進みます。
または
00:00:15
3
(日本語)
JA