サービス情報
医療機器のメンテナンスは所有者の責任において行ってください。規定のメンテナンスが行われ
ないと、保証が無効になる場合があります。また、適切なメンテナンスが行われない場合、ご利
用者様・介助者の方の安全性が損なわれる可能性があります。
ご使用初日
•
ご使用前に本取扱説明書を良くお読みい
ただき、大切に保管してください。誤っ
たご使用方法はお怪我の原因になりま
す。
•
付属工具は大切に保管してください。
毎日
•
乾いた布を使用して製品を拭いてくだ
さい
•
目視で点検をしてください。損傷や摩耗
した部品を修理または交換してください
•
すべての留め具が適切な場所に正しく設
置されているか確認してください
•
すべての留め金とバックルに摩耗の症状
があるか確認してください
•
いは最低 毎日に 1回、ハンドセットと
ケーブルに乱暴な取り扱いで発生した損
害や穴があるか確認することをお勧めし
ます。
毎週
•
キャスターが自由に可動し、ホイールロ
ック/ブレーキが簡単に作動できる
•
布を、温かい水と、塩素を含まない中性
洗剤/石けんに浸してから絞ります。こ
の布を使い、製品から残留物や汚れを拭
き取り、使用前に乾かします。
•
製品を消毒します。詳細は、このユーザ
ーガイドにおける消毒の項目を確認して
ください。
毎月
•
本製品の全てのナット・ボルトがしっか
り固定されているか確認してください。
•
開閉部分に潤滑油をふってください。専
用の潤滑油をお勧めします。
毎年
JP
•
フレームのひびや磨耗部品を点検してく
ださい。標準以下や不具合のある製品は
絶対に使用しないでください。
洗濯
布地は、中性洗剤を使用して、60度の温度で
洗濯機で洗うことができます。
発泡性インサートは洗濯機で、中性洗剤を使
用し、40°の温度で洗浄することができま
す。
フォーム部分の洗浄中と洗浄後は、変形につ
ながるため曲げたり、押し潰したり絞らない
でください。
器具洗浄機
本製品は以下の条件に従って洗浄することが
可能です。
•
60℃で15–20分間
医療機器専用洗濯機で中性洗剤を使用。選択
にの乾燥機能を使用して製品を乾燥させま
す。
洗浄前に
ピストンロッドの油を除去しないようにしま
す。アクチュエーターは、洗浄前に、最小ス
トロークまで格納して、何も積載しないよう
にしてください。
以下の部品を取り外し、個別に洗浄してくだ
さい:
•
アクセサリー
•
クッション
•
電源ユニット (次のものを含む): アクチ
ュエーター、バッテリー、ハンドセット
洗浄後:
•
25ページに示す手順を逆に実施して、パ
ワーコラムを交換します。
•
ハンドセット機能が正しく動作すること
を確認します。
殺菌
プロダクトは 70% の消毒液を使用して殺菌で
きます。殺菌する前に塩素を含まない中性洗
剤/石鹸と温水の溶液を含ませた布で残留物
やプロダクト材料の汚れを拭き取り、乾燥さ
せることをお勧めします。
メンテナンス時期
製品の点検は12ヶ月毎(ご使用頻度の高いご
利用者様の場合は6ヶ月毎)に行ってくださ
い。点検は製品使用の訓練を受けた技術担当
者が行ってください。
の修理に関しましては、お近くのディーラー
にお問い合わせください。
規定に基づいた保守メンテナンスが行われた
場合の標準的耐用年数は5年です。
サービスチェックリスト:
用途に従って、以下の機能について点検と調
節を行います。損傷または損耗のある部品
は、修理または交換します。以下を点検しま
す:
•
シート平面の調整。シート平面は調整可
能であり、調整後は固定されます。
•
フレームの高さを調整できます
•
フットレストの調節オプションで、角度
を固定し伸縮チューブを位置にしっかり
締めることができます
•
シート背面は調整可能で位置を固定でき
ます
•
製品のナットとボルトが締められている
•
開閉部分に潤滑油を振ってくださ開閉部
分に潤滑油をふってください。
•
製品にヒビや部品の損耗がない
•
製品の全ラベルが問題なく表示されて
いる
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タイヤのパンクなど
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