健康被害を最小に抑え、治療による危険を避けるためにも、予め義肢装具士や療法士と設定
►
変更についてよく話し合ってください。
注意
損傷のある皮膚と長期間接触することで発生する危険性
病原菌が混入するか、シートクッションの調整が不適切であるために、皮膚の発赤や圧点が生
じるおそれがあります。
製品を使用する前に、長期に圧迫がかかる部位(臀部、背中、および大腿後部)において、
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皮膚が損傷していないか確認してください。
問題があれば、製品の調整を行った義肢製作施設までご連絡ください。
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皮膚に損傷がある状態で製品を使用した場合に生じる傷害についての補償はありません。
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注意
皮膚の損傷の危険性
長時間使用すると皮膚の発赤が生じるおそれがあります。
車いす用クッションは必ず、義肢装具士が調整してから使用してください。
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定期的に皮膚に発赤がないか確認してください。皮膚の発赤は、組織が損傷を受けている臨
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床的な指標です。
使用中に皮膚の発赤やその他の問題が生じた場合は、シートクッションの使用を中止してく
►
ださい。担当の医師または療法士にご相談ください。
注意
お手入れに関する指示に従わなかった場合に生じる危険性
皮膚を不適正にお手入れすることで褥瘡が発生するおそれがあります。
車いす用クッションは臀部への圧を軽減するために製造元が開発しています。ただし、車い
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す用クッションのみでは、除圧効果や褥瘡予防効果はありません。
車いす用クッションを使用する際は、必ず、適切に皮膚のお手入れを行ってください。とく
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に、健康的な食生活に気を付け、清潔さを保ち、定期的に使用を止めてクッションを休ませ
てください。
注意
極端な温度により発生する危険性
パーツと接触したり、パーツの故障により、体温が低下したり火傷が生じたりするおそれがあ
ります。
直射日光、サウナ、極端な寒さなど、製品をいかなる極端な温度にも曝さないでください。
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シートクッションが長時間低温に、とくに0 °C(+32 °F)以下に置かれた場合、
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®
LiquiCell
パックの状態を確認してください。シートクッションが室温に戻るのを待ってか
ら、再度ご使用ください。
ヒーターの近くに製品を放置しないでください。
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注記
不適切な使用により発生する危険性
不適切な取り扱いにより、クッション表面が破損するおそれがあります。
鋭利な物と車いす用クッションが接触しないように注意してください。猫などの鋭い爪があ
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るペットにも注意してください。
車いす用クッションは、熱源や直火に近づけないでください。
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車いす用クッションに飲み物をこぼしたり、失禁などで濡れるおそれがある場合には必ず、
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防水カバーを使用してください。
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