ジンバルダンパーやジンバル-機体間のコネクターは、 繊細です。 穴が開かないように、 ジンバルダンパーを鋭
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利な物に近づけないでください。 必要に応じて、 損傷したジンバルダンパーを交換するか、 DJIサポートにご連
絡く ださい。
外部デバイスを取り付ける際は、 機体の総重量が最大離陸重量を超えないようにしてく ださい。 また、 外部デバ
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イスは、 その重心が機体のトップシェルの内側になり、 かつ、 機体の重心が機体の中心軸付近に維持される場
所に装着する必要があります。 また、 ビジョンシステム、 赤外線検知システム、 および補助ライ トを遮っていない
こ とを確認してく ださい。
DJI Pilot 2でバッテリー残量低下に関する警告が表示されたら、 プロンプトに従って、 機体を安全な場所に戻
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すか着陸させてください。 飛行を続けると、 重度のバッテリー残量低下により、 自動着陸が開始される場合が
あります。 自動着陸をキャンセルすることはできませんが、 送信機を使用して自動着陸中の機体の水平方向
への移動や着陸速度を変更できます。 機体を安全な場所まで飛行して、 できるだけ早く着陸させてください。
飛行中に機体の電源供給と制御が失われると、 機体や周辺にある施設 ・ 物に重大な損傷を与えたり、 人や動
物に重傷を負わせたりする恐れがあります。
ビジョンシステム、 赤外線検知システム、 着陸保護機能、 DJI Pilot 2が提供する情報、 およびその他のシステム
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機能に依存しすぎないようにしてください。 ビジョンシステムと赤外線検知システムは特定の環境条件では
動作しないことがあり、 機体が障害物を自動検知できず、 ブレーキがかからない場合があります。 飛行中は常
に細心の注意を払い、 周囲の環境を観察して、 慎重に機体の操作を行ってください。
バッテリーの安全に関する注意
バッテリーの使用
液体がバッテリーに触れないようにしてください。 バッテリーを湿気の高い場所や雨のかかる場所に放置しな
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いでく ださい。 バッテリーを水没させないでく ださい。 破裂や発火が発生するおそれがあります。
DJI製でないバッテリーは使用しないでく ださい。
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バッテリーに膨張、 液漏れ、 損傷が見られる場合は使用しないでください。 バッテリーがこのような状態になっ
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た場合、 DJIまたはDJI正規代理店までご連絡く ださい。
強い静電環境 (雷雨など) や電磁環境で機体を使用しないでく ださい。 バッテリーが誤動作 (バッテリー出力の
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異常、 バッテリー出力無効など) し、 飛行中の重大な事故につながる恐れがあります。
いかなる方法でもバッテリーの分解や穴あけを行わないでく ださい。 バッテリーの漏れ、 発火、 爆発が起こる恐
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れがあります。
バッテリーの電解液には非常に高い腐食性があります。 電解液が皮膚に触れたり、 眼に入ったり した場合には、
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ただちに水で洗い流して、 すぐに医師の診察を受けてく ださい。
墜落や激しい衝撃を受けた場合には、 バッテリーを使用しないでく ださい。
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飛行中に、 バッテリーが機体と一緒に水中に落下した場合には、 すぐに水中から取り出して、 安全で開けた場
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所に置いておきます。 バッテリーが完全に乾く まで触らないでく ださい。 再度バッテリーを使用するのは、 やめて
く ださい。 現地の規制に従って、 バッテリーを廃棄してく ださい。
バッテリーは-20℃~50℃までの環境で使用してく ださい。 理想的な環境は18℃~35℃です。 35℃を上回る環
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境、 または18℃を下回る環境でバッテリーを使用すると、 バッテリー寿命を縮める可能性があり、 さらにはバッ
テリー性能に影響が生じる可能性もあります。 60℃を超える環境でバッテリーを使用または保管すると、 バッテ
リーが膨張し、 火災や爆発につながる恐れがあります。
バッテリーが発火した場合には、 砂や粉末消火器を使用して消火してく ださい。
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電子レンジや高圧容器内にバッテリーを入れないでく ださい。
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金属製ラックなど導電性のある物の表面上にバッテリーを直接置かないでください。 バッテリーの正極と負極
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をケーブルや他の金属で接続しないようにしてく ださい。 接続した場合、 バッテリーが短絡します。
アルコールやその他の可燃性溶剤で、 バッテリーステーシ ョンやバッテリーを清掃しないでく ださい。 損傷した
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バッテリーステーシ ョンや破損したバッテリーを使用しないでく ださい。
2つのバッテリー両方のバッテリー残量がほぼ等しいことを各飛行前に確認してください。 バッテリー残量に
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差異がある場合、 離陸に失敗することがあります。 現在のバッテリー残量を確認するには、 バッテリーのボタ
ンを1回押します。
バッテリー残量とバッテリーサイクル回数を定期的に確認してください。 このバッテリーの定格は400サイク
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ル*です。 これを超える使用は、 推奨していません。
バッテリー残量が高い状態で保管した場合は、 リチウムイオンバッテリーの寿命に影響を与える可能性があ
*
ります。 TB65バッテリーは、 使用初年度に90%以上充電した状態が120日未満である場合に限り、 最大400サ
イクルまで充電できます。
バッテリーの充電
付属のDJI充電器を使用してください。 DJIは、 指定された要件を満たしていない充電器の使用によって生じた
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損害については責任を負いません。
電圧が安定している電源を使用してください。 不安定な電源電圧 (発電機やポータブルパワーステーシ ョンの
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使用など) により、 バッテリーや充電器が損傷する恐れがあります。
可燃性物質や可燃物の近く 、 またはカーペッ トや木などの燃えやすい物の上でバッテリーを充電しないでくだ
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さい。 移動中の車両でバッテリーを充電しないでく ださい。
充電中は充電器を動かさないでく ださい。 充電中にバッテリーを放置しないでく ださい。
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バッテリーを高温の状態で充電すると、 バッテリー寿命が低下する恐れがあります。 各飛行の後に充電を行う
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場合、 バッテリーの温度が気温近く まで下がってから充電を行ってください。 18℃~35℃の温度でバッテリー
を充電すれば、 バッテリー寿命を大幅に延ばすこ とができます。
使用する前に、 2つのバッテリーをペアとしてしてラベル付けしておく ことをお勧めします。 ペアとした2つの
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バッテリーの充電および放電を一緒に行うと、 飛行性能を最適化し、 バッテリー寿命を最大化することができ
ます。
バッテリーが完全に充電されたら、 バッテリーを充電器から取り外してください。 バッテリーを過充電しない
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でください。 バッテリーセルが損傷する恐れがあります。
バッテリーの保管と輸送
バッテリーは子供の手の届かないとこ ろに保管してく ださい。
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暖炉やヒーターなどの熱源の近くや直射日光のあたるところ、 または暑い日の車内にバッテリーを放置しない
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でく ださい。
バッテリーを針金やその他の金属 (金属フレームの眼鏡、 時計、 宝飾品、 ヘアピンなど) の上や近く に置かない
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でく ださい。 バッテリーが短絡する恐れがあります。
損傷したバッテリーや、 バッテリー残量が30%を上回るバッテリーを搬送しないでく ださい。
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バッテリーを10℃未満または45℃を超える温度環境下で保管しないでく ださい。
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バッテリーを完全に放電した状態で長期間保管しないでく ださい。 バッテリーが過放電し、 バッテリーセルが修
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理不能な損傷を負うおそれがあります。
長期間保管する場合には、 機体からバッテリーを取り外してください。
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涼しく乾燥した、 直射日光の入らない、 20℃~30℃の温度環境でバッテリーを保管してください。
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バッテリーを長期間使用しない場合は、 バッテリー性能に影響を与えるおそれがあります。 バッテリーを良好
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な動作状態に保つために、 3ヵ月に1回はバッテリーを完全に放電して充電するようにしてください。
バッテリーを長期間保管する必要がある場合は、 バッテリーを60%まで放電しておく ことをお勧めします。 バ
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ッテリー残量が高い状態で保管すると、 バッテリー寿命が短くなります。 バッテリー残量が低い状態で保管す
ると、 過放電の原因となることがあります。
バッテリーを機内に持ち込む必要がある場合は、 現地のバッテリーに関する輸送ポリシーと規制に準拠して
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いることを確認してください。
輸送前に、 バッテリーを20%~30%まで放電し、 充電器または機体からバッテリーを取り外してください。 取り
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付けたままで輸送すると、 輸送中にバッテリーが脱落したり、 バッテリーのコネクターが磨耗する恐れがあり
ます。
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