免責事項
本製品を使用することにより、 お客様は本ガイドラインに記載されている利用規約やhttps://
enterprise.dji.com/matrice-350-rtkにあるすべての説明を読み、 理解し、 同意したとみなされま
す。 アフターサービスポリシー (HTTPS://WWW.DJI.COM/SERVICE/POLICY)に明示的な規定がな
い限り、 本製品およびすべての資料、 本製品を通して得られるコンテンツは 「現状のまま」 および 「提
供されているまま」 で提供され、 いかなる種類の保証も条件も伴いません。 本製品は、 子供による使
用を想定していません。
規制
有人航空機の周辺で機体を操作しないでください。 有人航空機の運航を妨げないでください。 常に他の機体
•
に注意して、 回避してく ださい。 必要であれば、 速やかに着陸させてく ださい。
スポーツイベントやコンサートなど (ただし、 これらに限定しない) 大規模なイベントの会場で機体を飛行させ
•
ないでく ださい。
現地の法律で禁止されている場所で、 許可なく機体を飛行させないでく ださい。 禁止区域には、 空港、 国境、 主
•
要都市、 人口密集地域、 大規模なイベントの会場、 緊急事態 (山火事など) が発生した地域、 慎重な対処が求め
られる場所 (原子力発電所、 発電所、 水力発電所、 矯正施設、 交通量の多い道路、 政府施設、 軍事地域など) が
含まれます。
認可を受けた高度を超えて機体を飛行させないでく ださい。
•
違法または危険な物品やペイロードの運搬に機体を使用しないでく ださい。 本製品をスパイ行為、 軍事作戦、
•
不正捜査など、 違法または不適切な目的のために使用しないでく ださい。
他者所有の私有地に侵入しないでく ださい。 本製品を中傷、 虐待、 嫌がらせ、 ストーキング行為、 脅迫、 またはプ
•
ライバシー権やパブリシティ権など他人の法的権利を侵害する行為に使用しないでく ださい。
実施するフライトの内容 (レクリエーション、 公共利用、 商業的使用など) を理解して、 関係所管庁から飛行に
•
関連する承認と認可を受けていることを確認してから、 フライトしてください。 包括的な定義と個別の要件に
ついては、 現地の規制当局にお問い合わせください。 特定の国と地域では、 リモート制御の機体を使った商
業活動を禁止している場合がありますので、 ご注意ください。 ここに記載されているものとは異なる可能性が
あるため、 飛行する前に現地の法律および条例をすべて確認しておいてください。
カメラを使用するときは、 他者のプライバシーを尊重してください。 いかなる人物、 団体、 イベント、 パフォー
•
マンス、 展示会、 敷地においても、 認可を受けていない場合やプライバシーに関わる場合には画像撮影また
は動画の撮影などの調査を実施しないでください。 個人的目的で画像撮影または動画録画を行う場合でも、
同様の配慮が必要です。
特定の地域では、 イベント、 公演、 展示会、 商用の不動産物件の画像またはビデオをカメラで記録する際に、
•
たとえ撮影したそれらの画像や動画を個人の目的で使用する場合であっても、 著作権またはその他の法的
権利を侵害することがありますのでご注意ください。
飛行制限
は、 飛行安全性に真剣に取り組み、 ユーザーがより安全に飛行できるように様々な補助ツールを開発してい
TM
DJI
ます。 これらの補助ツールは、 適用されるすべての法律、 規制、 および一時的な飛行制限への順守を保証するも
のではありません。 DJIの機体の飛行に関し、 すべての行為は全面的にユーザーの責任となります。
2を使用して、 機体のファームウェアを最新バージョンに更新し、 以下の機能
DJI Pilot
TM
2またはDJI ASSISTANT
TM
がすべて更新されていることを必ず確認することを推奨します。 機体が一時的な飛行制限を自動更新できるよう
に、 定期的にインターネッ トに接続することを推奨します。
GEO区域
すべてのGEO区域は、 DJI公式サイトhttps://fly-safe.dji.com/nfz/nfz-queryに一覧表示されています。 関連
•
する法律、 ポリシー、 および規制に従い、 一部のGEO区域はウェブサイトの地図に表示されません。 有効な
GEO区域をすべて表示した地図については、 DJI Pilot 2アプリを参照してください。
高度制限
高度120 m*より上空には飛行させないでください。 また、 周辺の障害物からは安全な距離を確保してくだ
•
さい。
飛行高度の制限は地域によって異なります。 現地の法律および規制が定める最大高度を超えて飛行させな
*
いでください。
フライ ト前チェ ッ ク リスト
1. 送信機と機体のバッテリーが完全に充電され、 TB65バッテリーがしっかり と取り付けられ、 バッテリーロック解
除レバーがロック位置にあり、 ロックされているこ とを確認します。
2. 機体内部や構成部品内に異物 (水、 オイル、 土、 砂など) がないこ とを確認します。 機体の通気口、 カメラの冷却
穴、 モーターの通気口が塞がれていないこ とを確認します。
3. 全てのプロペラとプロペラアダプターに損傷や変形がないこと、 しっかり と取り付けられていることを確認しま
す。 古く なったり、 欠けたり、 緩んだり、 損傷したプロペラは使用しないでく ださい。
4. プロペラとフレームアームが展開され、 アームスリーブとランディ ングギア スリーブがしっかり と固定されている
こ とを確認します。
5. 機体のモーターが清潔で、 良好な状態であるこ とを確認します。 プロペラを回してモーターを点検し、 モーターに
緩みがなく 、 異常音がなく スムーズに回転できるこ とを確認します。 モーター内部のエナメル線に黒い焦げ跡が
ないこ とを確認します。 異常があった場合は、 ただちに機体の使用を中止して、 DJIサポートにご連絡く ださい。
6. ビジョンシステム、 カメラ、 FPVのレンズ、 赤外線センサーのガラス、 補助ライ トが清潔な状態であるこ とを確認し
ます。
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7. ジンバルカメラのレンズが清潔かつ良好な状態で、 ジンバルの回転を妨げるものがないこ とを確認します。
8. E-Port、 PSDKポート、 ドングル収納部のカバーがしっかり閉じられているこ とを確認します。
9. 送信機のアンテナが適切な位置に調整されているこ とを確認します。
10. 飛行エリアがGEO区域の外にあり、 飛行条件が機体の飛行に適していることを確認します。 機体を開けた平ら
な地面に置きます。 障害物、 建物、 森林が周辺に存在しないこ とを確認し、 機体が操縦者から5 m離れているこ
とを確認します。 機体の後方が操縦者のほうに向く ように置いてく ださい。
11. 機体と送信機の電源を入れ、 フライ トモードスイッチをNモードに切り替えます。 送信機のステータスLEDと機
体オーソリティボタンが緑色に点灯していることを確認します。 これにより、 機体と送信機がリンクされ、 送信機
が機体の操縦を行えるようになったこ とを示しています。
12. 機体ファームウ ェアとDJI Pilot 2アプリが最新バージョンに更新されているこ とを確認します。
13. 飛行安全性の確保のため、 DJI Pilot 2のフライ トビューに入り、 フライ ト前チェ ック リスト上のパラメーターを確
認します。
14. 空中衝突を避けるため、 複数の機体を同時に操作する場合は、 飛行空域を分けてく ださい。
飛行環境の条件
悪天候時に機体を飛行させないでください。 悪天候とは、 風速12 m/s超の強風、 24時間で100 mmを超える
•
大雨、 雪、 霧、 あられ、 雷、 竜巻、 ハリケーン、 および視界不良となるその他の天候が含まれます。
-20℃未満または50℃を超える温度環境下で、 機体を飛行させないでく ださい。
•
車、 船などの動いている物体から離陸させないでく ださい。
•
水面または雪面などの反射表面の近く で飛行させないでく ださい。 ビジョンシステムが適切に動作しない場合
•
があります。
ビジョンシステムは、 表面パターンや質感に基づいて画像データを処理し、 位置情報を取得します。 周囲の環境
•
に十分な明るさとはっきり と した質感の地面があるこ とを確認してく ださい。
GNSS信号が弱い場合 (屋内での飛行など) 、 照度と視界が良好な環境で機体を飛行させ、 下方ビジョンシステ
•
ムと補助ライ トが有効になっていることを確認してください。 ビジョンシステムは、 低照度条件や地面から離れ
た場所では適切に機能しない場合があります。 機体のポジシ ョニングが適切に機能せず、 飛行の安全性に影響
を及ぼす可能性があります。
常に機体を目視内 (VLOS)で飛行させてく ださい。
•
モーターの耐用年数への影響を避けるため、 砂地やほこりの多い場所で機体を離陸させたり、 着陸させたり
•
しないでください。
事故、 火災、 爆発、 洪水、 津波、 雪崩、 地滑り、 地震、 粉塵、 砂嵐の環境下で機体を使用する場合は、 注意してくだ
•
さい。 離着陸位置の安全条件や周囲の環境に注意し、 個人の安全を最優先にしてください。
飛行は周囲が開けた屋外でのみ行ってください。 高層ビル、 鉄骨の建物、 山、 岩、 高木は、 GNSSの正確性に影
•
響を及ぼしたり、 映像伝送信号をブロックしたりする恐れがあります。
送信機と他の無線機器との干渉を避けてください。 送信機で機体を操作する際には、 必ず、 近くのWi-Fi機器
•
やBluetooth機器の電源を切ってください。
磁性干渉や無線干渉のあるエリア周辺を飛行する場合は特に慎重に操作してください。 DJI Pilot 2の映像伝
•
送品質と信号強度の表示に、 細心の注意を払ってください。 電磁干渉の発生源には、 高圧送電線、 大規模送
電局や移動基地局、 放送塔があるエリアが含まれますが、 これらに限定されません。 過度な干渉がある地域
を飛行すると、 機体が異常な動作をしたり、 制御できなくなったりすることがあります。 DJI Pilot 2で着陸を指
示するプロンプトが表示された場合は、 ホームポイントに帰還させ、 着陸させてください。
飛行安全性に関する注意
本製品およびアクセサリーの小さい部品を飲み込むと危険です。 すべての部品を子供の手の届かない場所に
•
保管してく ださい。
飲酒、 服薬、 麻酔などの影響がないこ と、 めまい、 疲労、 吐き気、 また、 機体を安全に操作する能力を損なう可能
•
性のある身体的、 精神的な症状がないこ とを確認してく ださい。
建物、 人体、 動物に危険なペイロードを落下させたり、 それらに向けて打ち上げ、 発射したり しないでください。
•
人的障害や物的損害が生じる恐れがあります。
機体が正常に動作しない場合は、 機体の使用を中止してください。 衝突した機体を使用しないでください。 DJI
•
サポートまたはDJI正規代理店に連絡して、 サポートを依頼してく ださい。
怪我を避けるために、 回転中のプロペラやモーターから離れてく ださい。
•
DJI Pilot 2上で、 強風、 コンパス キャリブレーシ ョン、 モーターの過負荷、 モーターや機体の過熱、 機体のファン
•
の不具合についての警告が提示された場合は、 アプリのプロンプトに従って、 直ちに機体を帰還させ、 着陸させ
てく ださい。
着陸後、 プロペラの回転が完全に停止するのを待ってから、 機体と送信機の電源を切ってください。 火傷の恐
•
れがあるため、 モーターには直接触れないでく ださい。
DJIの純正部品またはDJI認定部品のみをご使用く ださい。 非純正の部品を使用すると、 システムに不具合が発
•
生し、 飛行の安全性が損なわれる恐れがあります。
機体、 そのコンポーネン トや部品を改造または変更しないでく ださい。 不正な改造は不具合の原因となり、 機体
•
の機能と安全性に影響を与える可能性があります。
機体が誤って水中に落下した場合は、 機体の回収直後に電源を入れないでください。 落下し浸水した機体の
•
電源を入れると、 構成部品が完全に損傷する恐れがあります。
ファームウ ェア更新、 システムのキャリブレーシ ョン、 パラメーターの設定は、 機体を人や動物から安全な距離を
•
と って行ってく ださい。
アームスリーブがしっかり と締められて固定されているかを検出する磁気センサーがついています。 アームスリ
•
ーブの近く で磁石や強磁性体を使用しないでく ださい。 磁気センサーが誤作動し、 飛行の安全性に影響を与え
たり、 衝突を招く 恐れがあります。