4.2 オプシ ョン機能のロックモード
ロックモードでは、 NEURO TRONICシステム膝関節はロックされた状態で
運動制御を提供します。 システム膝関節は所定の伸展状態で機械的にロ
ックされたままになります。
4.3 オプシ ョン機能の自由モード
自由モードでは、 NEURO TRONICシステム膝関節はアンロックされた状
態で運動制御を提供します。 システム膝関節は所定の伸展状態まで自由
に動きます。 患者が装具を装着して立っているとき、 立脚段階コントロー
ルは機械的には行われませんが、 組み込まれた背側オフセッ ト (図5) と、
患者の股関節および膝関節の残された伸筋機能とを使ってコントロール
されます。
4.4 オプシ ョン機能の永久アンロックモード
NEURO TRONICシステム膝関節は、 レバーを使って機械的にアンロック
されたままの状態にすることができます。 これは例えば、 車の運転や自転
車の操作などの活動時に利用します。 このモードでは、 システム膝関節は
意図せずにロックされることはありません。 このモードにするためには、
レバーをFに手動で設定することで、 システム関節をアンロックします。
次に、 エネルギーを節約するため、 リモートコントロール/Userアプリを使
ってロックボタンを押すことができます。 リモートコントロール/アプリで
別のモード (例えば自動) にした場合は、 レバーがロック爪をブロックして
いるため歯に噛み合うことができず (図6) 、 システム膝関節はアンロック
されたままになります。 システム関節のモードをリモートコントロール/ア
プリで変更するためには、 レバーはドッ トに合わせて設定されていなけ
ればなりません (図5) 。
図4
図5
図6
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