エラーメッセージ / メンテナンス
Slope out of range!
スロー プが範囲外
(2点目以降)
Wrong buffer!
pH標準液の値が異
なる
T differs from set-
ting!
測定温度が設定温度と
異なる
Temp. out of range!
温度が範囲外
5.
メンテナンス
5.1
セブンゴーのメンテナンス
セブンゴーのハウジングは、 決して分解しないでください。
セブンゴー本体には交換可能なパーツはありません。 セブンゴーは、 ときおり湿った布で拭き、 バッテ
リーを交換する以外は、 メンテナンスの必要はありません。
ハウジングの材質はアクリロニトリル・ ブタジエン ・ スチレン /ポリカーボネート (ABS/PC)製です。 この
材質はトルエン、 キシレン、 メチルエチルケト ン(MEK)等の有機溶媒により影響を受けます。 セブンゴー
に液体が付着した場合は、 すぐに拭き取ってください。
5.2
電極の保守
電極には常に適切な電解液を充填して保管してください。 正確な測定を行うため、 電極の外に漏れて
いる電解液は純水で洗い流してください。
電極は、 保護キャッ プに 3mol/L KCl, あるいは pH4 またはpH7 の標準液を入れて、 乾燥しないように
保管してください。 純水や蒸留水中では決して保管しないでください。
電極のスロー プが急激に下がったとき、 または反応が鈍くなったときは、 サンプルの種類によって次の
洗浄方法をお試しください。
1. 脂質を含むサンプルを測定したときは、 アセト ンまたは石鹸液を浸した脱脂綿でpHガラス電極を
脱脂します。
2. ガラス電極が乾燥したときは、 電極の先を0.1 M HClに一晩浸けます。
3. タンパクを含むサンプルを測定したときは、 液絡部にタンパクが付着することがあります。 電極を
HCl /ペプシン溶液 (51340068)に浸けて溶着物を除去します。
4. 硫化銀による汚染が発生したら、 電極をチオ尿素溶液 (51340070)に浸けて溶着物を除去します。
注
洗浄溶液および電解液は有毒または腐食性の物質を扱う場合と同様に慎重にお取り扱いください。
20
メーターがpH標準液ま
たは標準液を認識でき
ない
ATC 測定温度が設定温
度より0.5℃ 以上異なる
ATC 測定温度がpH標準
液範囲の5 ºC 〜 50 ºCに
入っていない
正しいpH標準液を使用していることを確認し
てください。 電極を洗浄または交換してくださ
い。
正しいpH標準液を使用していることを確認してくだ
さい。 校正の際に、 同じpH標準液を2回以上使用し
ていないことをチェックしてください。
pH標準液またはサンプルを設定温度に保つ
か、 または温度設定を変更してください。
pH標準液の温度を範囲内に維持してください。
METTLER TOLEDO SevenGo pro™ pH