PROTEOR MATIK Instrucciones De Uso página 90

B. 歩行ペースの調節
膝は平均歩行ペースが設定されて納入されています。
患者の安全のため、義肢装具士は平行棒間の工場設定を使用して最初の試験を行う必要があります。
使用する足のモデル次第では膝の調節に影響することがあります。膝は、足部の変更のたびに調整する必要があります。
あらゆる状況にあって、特に坂道や階段を下るときは、患者の安全を確保します。
各保守介入後には、改めて膝調整が必要です。
これらの設定を患者の歩行ペースに合わせるために、六角レンチを用い
て E 針と F 針を調整します。
以下の順番で設定することをお勧めします:
1.
屈曲位設定(F)
F 針を調整します。針屈曲角度を小さくするためには針を回し
て締め、逆に大きくするためには針を反対に回して緩めます。
2.
伸展設定(E)
E 針を調整します。ネジを締めて伸展運動の最後の衝撃を削減し
ます。
これらの設定を行う際には、患者が転倒する危険を防ぐために、低歩行
速度で膝が完全に伸展位まで復帰したことを確認してください。
C. 仕上がり
関節の前方で美観を高めて、製品寿命を延ばすことが推奨されます。
最大屈曲ストッパー:
患者がしゃがみこんだり、ひざまずいたりしているときは、ソケットが後方連
結棒の下方軸のボスに接触するようにします。後方の連結ロッドやプレートに
触れないようにしなければならず、さもなければ膝が破壊されます。
装飾カバーは、膝の初期設定を変え、特定の動作を制限する恐れがあります。
装飾カバーの取り付けが済んだら、必ず膝の機能を確認するものとします。
7. 不具合の検出
異常な動作に気付いたり、装置の特性に変化を感じたり、大きな衝撃を受けた場合は、担当の義肢装具士に相談してください。
8. 警告、禁忌、反作用
A. 警告
一方の膝からもう一方の膝に移るには学習訓練段階が必要な場合もありますのでご注意ください。
階段を下りる際の転倒の危険性を避けるため、手すりに掴まることをお勧めします。
膝を傷つけないために、摩擦音の除去にはタルカムパウダーは使用せず、シリコンスプレーを使用します。タルカム
パウダーは機械部品を劣化させ、患者が転倒するリスクのある機能障害を引き起こす恐れがあります。
PROTEOR
社は、タルカムパウダーの使用について、一切の責任を負いません。
膝関節に指を挟んだり、衣類が引っかかったりする恐れがあります。関節を動かすことで怪我をするリスクを避ける
ため、機構の近くまたは内側に誰も指を入れないよう十分気を付けます。
膝部は耐候性ですが濡れた後には乾かす必要があります。空気圧機構に水が入り込むと、伸展戻りばねが劣化するた
めため膝を破壊する恐れがあります。水が浸入するのを防ぐ必要があります。
B. 禁忌事項
調節ネジ E と F の 2 本を別として、ふたを取り外したり、膝のネジをしめたり、緩めたりすることは固く禁じられて
います。
膝部軸への注油によって急激な劣化を招く恐れがあるため、絶対にしないでください。
膝は最大重量 125kg(充電ポートを含む)で設計されています。
取扱説明書
ターン
テーブ
連結ロッド
後軸のブラッシ
ング：ソケット
との接触域
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