自動洗浄
効果が示されている洗浄器 / 洗浄消毒器を使用
し て く ださい (例: FDA 認証、 ISO 15883 検証済
み、 HTM 01-01 適合) 。
互換性および洗浄効果は、 消毒前に満たす必要の
ある洗浄について、 中性の酵素洗浄剤を用いた試
験が行われています。
ここに示す洗浄時間、 消毒時間および乾燥時間は
それぞれ最短であり、 実際は洗浄器 / 洗浄消毒器
に投入するサイズによって異なります。
熱消毒サイ クルは、 最小値 A0 = 600
(例: 90 °C / 194 °F で 1 分間、 ISO 15883-1 に
よる) を実行するためのもので、 Fast Clamp と互
換性があります。
中性酵素洗浄剤は、 適切な希釈方法および装置の
浸漬時間など、 ラベルに明記されているメーカーの
指示に従って使用し て く ださい。
1. シンクに酵素系洗剤を準備します (1 リ ッ ト ルあ
たり 4 mL の Viruzyme または同等の pH 6
~8 の中性酵素洗剤) 。 他の酵素洗浄剤を使用
する場合は、 洗浄剤メーカーの指示に従って準
備します。
2. 超音波洗浄器に装置を浸漬し、 5 分間または
洗浄剤メーカーの指示に従って漬けておきま
す。 浸漬を始める際に、 すべての可動部を動かし
ます。
3. 2~3 分間、 柔らかいブラシを使用し て手作業
で装置の汚れを取り除きます。
4. 洗浄剤から装置を取り出し て、 飲料水 / 水道水
ですすぎます。
5. 超音波洗浄器 (HTM 01-05に適合するもの)と
酵素洗剤を準備します (1 リ ッ ト ルあたり 4 mL
の Viruzyme または同等の
pH 6~8 の中性酵素洗剤) 。 他の酵素洗浄剤
を使用する場合は、 洗浄剤メーカーの指示に従
って準備します。
6. 超音波洗浄器に装置を完全に浸します (最低
10 分間、 30 °C (86 °F) 、 周期周波数
37 kHz) 。
7. 超音波洗浄器から装置を取り出し て、 飲料水 /
水道水ですすぎます。
8. 装置を移動させて、 検証済みの自動洗浄器 /
洗浄消毒器で処理します。 次に示すサイ クルパ
ラ メータは装置に必要な洗浄度を達成するた
めの最小サイ クル時間 / 温度であり、 ガイ ドライ
ンと し て使用します (この時間は必要に応じて長
く なるこ とがあります) 。
最小再循環
段階
時間
予洗
2 分間
酵素洗
4 分間
浄
すすぎ 1
2 分間
脱イオ
ン水に
2 分間
よるすす
ぎ 2
高温す
1 分間
すぎ
乾燥
9 分間
9. サイ クルが完了したら、 洗浄済みの機器の部品
を洗浄器から取り出し、 汚染が残っていないこ
とを目視で確認します。 目視で汚染が認められ
た場合は、 きれいになるまで前述の手順全体を
繰り返します。
点検 / 保守
外科装置の性能を十分発揮させるには、 適切な手
入れと取り扱いが欠かせません。 どんな外科装置も
長期間支障なく使用するには、 使用上の注意に従
って く ださい。 毎回使用する前に、 装置に破損、 亀
裂、 表面の変色、 ヒンジの動き、 部品の損傷または
摩耗がないか確認し て く ださい。 このよ うな状態が
見つかった場合は、 装置を使用しないでく ださい。
認定修理サービスセンターに装置を送り、 修理また
は交換を依頼し て く ださい。
すぐに推奨の蒸気滅菌を実行し て く ださい。 器具を
滅菌し てから保管し て く ださい。
梱包
装置は専用の梱包システムに装入できます。 滅菌梱
包資材は、 使用する国の規制に従って、 適用される
滅菌方式で洗浄する必要があります。 梱包材メーカ
ーの滅菌手順に従って、 ジョーと先端を損傷しない
よ うに保護します。
滅菌
すべての装置は、 滅菌剤がすべての表面に行き渡
るよ うに、 全開状態で処理する必要があります。
凹面がある装置はすべて、 水溜りが発生しないよ う
に構成する必要があります。
使用される滅菌のパラ メータが、 装置、 梱包システ
ム、 および滅菌イ ンサートそれぞれの取扱説明書
で全体的に検証および承認されているこ とを確認
します。
18
洗浄剤の種類と
水温
濃度
(該当する場合)
低温の飲料水
該当なし
/ 水道水
• 洗浄剤: 中性 /
酵素
高温の湯
(pH 6~8)
55 °C
• 濃度: 洗浄剤メ
(131 °F)
ーカーの推奨条
件に準拠
高温の飲料水
該当なし
/ 水道水
65 °C
該当なし
(149 °F)
90 °C
加熱 RO 水
(194 °F)
90 °C
該当なし
(194 °F)