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コミッショニング
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コミッショニング
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光軸調整
WTS26P: センサを対象物に合わせて光軸調整します。赤色の投光軸が対象物の中央
に照射されるように位置決めします。センサの光開口 (フロントカバー) が全く遮ら
ぎられることがないよう注意してください
注意事項
WTS26P の場合: 対象物を上から検出する際は、反射面による完全反射を回避するた
めに、センサを傾斜させて設置することをお勧めします
図 85: 光軸調整
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検出距離
WTS26 は背景抑制機能付きリフレクタ形光電スイッチです。検出対象物の反射率と、
その後ろに背景がある場合にはその反射率に応じて、設定した検出距離 (x) と背景間
の最小距離 (y) を維持する必要があります。
使用条件の点検: 検出距離と対象物または背景までの間隔、 ならびに対象物の反射率を
対応する図
[図 86、図
と背景 (白 90%) 間の最小距離)。反射率: 6% = 黒色 1、18% = 灰色 2、90% = 白色
3 (DIN 5033 に準拠した白)。当社では、 反射率が低い対象物を使用して設定を行うこ
とを推奨しています。
背景抑制用の最小間隔 (= y) は、図
きます:
例: x = 500 mm、y = 25 mm。つまりセンサからの間隔が 25 mm より大きい場合に
背景 (黒、6%) が抑制されます。
[参照 図
87] と照らし合わせます (x = 検出距離、y = 設定した検出距離
[図 86
1] に基づいて以下の通り求めることがで
85]。
(参照 図 91~図
94)。
8020355.14CS | SICK
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