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本電動工具には必ず PRCD セーフティースイッチ (*)
を併用してください。
作業を開始する前に、必ず PRCD セーフティースイッ
チ (*) が正しく機能するかを確認してください (222 ペ
ージ )。
手に伝わる振動
本説明書上に記載された振動レベルは EN 62841 の規
格に準拠した測定方法で測定されているため、この情
報は他の電動工具との比較時にご使用いただけます。
また、振動負荷の事前調査にもご使用いただけます。
記載中の振動レベルは電動工具を主な用途にご使用に
なった場合の代表値を示しています。用途やご使用に
なる先端工具、保守状況によっては、記載中の振動レ
ベルと異なることがあります。 このような場合、作業
中の振動負荷が大幅に高くなることがあります。
振動負荷を正確に推測する場合には、電動工具のスイ
ッチを切っている時間やスイッチは入っていても実際
に使用していない時間も考慮に入れる必要があります。
これにより、作業中の振動負荷は大幅に低下すること
があります。
電動工具や先端工具の保守、手の保温、作業フローの
計画などの追加的措置を定めることで、作業員を振動
負荷から保護してください。
取り扱いにあたっての注意
冷却潤滑エマルジョン (水中油滴型)のみをクーラン
トとしてご使用ください。
クーラントメーカーによる指示に従ってください。
マグネット脚の設置面が平らできれいな状態にあり、
錆や凍結がないようにしてください。塗料やしっくい、
その他の材料を除去してください。マグネット脚と設
置面の間に隙間が生じないようにしてください。ここ
に隙間が生じていると、磁石保持力が低下します。
電動工具は高熱表面で使用しないでください。これを
行なうと磁石保持力が持続的に低下することがありま
す。
作業時には必ずマグネットベースを使用してください。
磁石が充分に固着しているかを常時確認してください。
– 操作面の緑のボタンが点灯している場合、磁石保持
力は充分にあり、電動工具を通常の送りで使用する
ことができます。
– 操作面のマグネットボタンが点灯している場合、磁
石保持力が不十分です。この場合、電動工具は弱め
の送りで使用してください。
磁性のない材料における作業を行なう場合、負圧プレ
ートやパイプ冶具等、アクセサリーとして提供されて
いる適切な FEIN 固定冶具を使用してください。それぞ
れの冶具の取扱説明書をお読みください。
厚さ 12 mm 以下の鋼材の加工をおこなう場合、加工材
料を鋼板で補強して磁石保持力を確保してください。
マグネットベースは電流センサーで監視されています。
マグネットベースが故障していると、モーターは作動
しません。
過負荷状態になるとモーターは自動的に停止します。
この場合、再始動が必要です。
必要以上の送り力によって作業しないでください。送
り力が強すぎると、先端工具の破損や磁力の低下につ
ながることがあります。
モーターの作動中に電源供給が中断された場合、保護
スイッチがモーターの自動的な運転の再開を防ぎます。
モーターのスイッチを再投入してください。
本電動工具では、前回の使用時に設定された回転数が
自動的に保存されます (メモリー機能) 。前回の使用
時と同じ回転数で電動工具を始動する際には、まず
ボタンを押し、これを押したままにしながら、
ボタンを押してください。
ドリル加工中はドリルモーターを停止しないでくださ
い。
コアドリルはモーター作動中にのみドリル穴から引き
抜いてください。
コアドリルが材料内にひっかかった場合には、ドリル
モーターを停止し、コアドリルを時計逆方向に慎重に
回しながら引き抜いてください。
穴あけ作業ごとに切粉およびコア芯を除去してくださ
い。
素手で切粉に触らないでください。必ず、チッ
プフック (6 42 98 160 40 0) を使用してくださ
い。
火傷の危険!マグネット表面は高熱となること
があります。マグネットを素手で触らないでく
ださい。
ドリルビットの交換時に刃を破損しないように注意し
てください。
表面加工された材料をコアドリル加工する際には、穴
あけ作業ごとにコア芯および切粉を除去してください。
ねじ切りの際にドリルスピンドルの調整を行なう場合
には、付属の T 形レンチまたは六角棒スパナのみをご
使用ください。
クーラントシステムが故障したコアドリルマシンは使
用しないでください。毎回のご使用の前に、ホースに
漏れや亀裂がないかを必ず確認してください。電気部
品に液体が浸入しないようにお気をつけください。
ja
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